おきらくグランプリ2005

 ◆毎年恒例。◆

(おきらくくらぶ’05年12/23号より)
 

         ― それは年末も押し迫ったある夜のこと。
 
 とみし(新聞を見て) あれ?今日日本有線大賞あったんだ。」
 かねし「そうなの? フィギュアスケートのグランプリファイナルに夢中ですっかり忘れてたよ。」
 とみし「オレ、かねしがフィギュア好きなんて知らなかったな。」
 かねし「そう?カタリーナ・ビット(1984年サラエボ大会、1988年カルガリー大会五輪金メダリスト)の頃から
       TV放送があれば見てるよ。今年はオリンピックシーズンだし、わくわくしちゃう♪」
 とみし「それはそうと。そろそろ、恒例の・・・」
 かねし「あ、そっか、おきらくグランプリ!でも、今年はもうグランプリ決まってるんだよなぁ。。。」
 とみし「確かに。もうアレしかないもんな。」
 かねし「でも今年を振り返る意味でも、一応順番にやってこうか。」
 とみし「そうだな。」
 
         えー、それでは発表です。
 
<おきらくおいしいで賞・お食事部門>
 とみし「今年も色々食ったが、1番衝撃だったのはやっぱ峰松本家のうどんだな。」
 かねし「うん、特にどんめん!あのボリュームとお味にはわたし負けましたわ。」
 
         「わたし負けましたわ。」反対から読んでも”わたしまけましたわ”。
「おいしいで賞・お食事部門」
 
                 峰松本家のどんめん に決定!
 
<おきらくおいしいで賞・おやつ部門>
 かねし「屋根に花壇のあるパン屋さんの畑の恵みパンもうまかったが・・・ ここは昨年卵ロールに
       負けた佐藤製菓本舗栗まんじゅうに敢えて進呈したい。やっぱ、うまいわ、あれ。」
 とみし「今年は2回も買いに行ってるしな。」
 かねし「いや、別に買いに行ったわけじゃなく、歯医者の帰りにだね、ちょこっと立ち寄って・・・」
 とみし「ふーん・・・。」←思いっきり疑惑の目
 
         
「おいしいで賞・おやつ部門」は、わざわざ寒い中、歯医者を言い分けに電車に乗ってまで買いに
         行かせた罪なうまさ、
 
                 佐藤製菓本舗の栗まんじゅう に決定!
 
<おきらくいい湯で賞>
 かねし「今年はあんまり新温泉を開拓してないから候補は少ないんだけど・・・
       うーん、九重星生ホテルの山恵の湯かな?」
 とみし「あー、あそこね。4種類も源泉あるだけにバリエーションも豊富だったな。」
 かねし「露天風呂のロケーションも抜群だったよね。」
 
         
「いい湯で賞」は、豊富なお湯とくじゅうの雄大なロケーションが物をいい、あっさり
 
                 九重星生温泉 九重星生ホテル「山恵の湯」 に決定!
 
<おきらく道の駅大賞>
 かねし「今年は通潤橋清和文楽邑高千穂青雲橋北川はゆまやよい・・・
       こんなとこかな?」
 とみし「清和文楽邑は特産品が豊富だったよな。あ、やよいもか。」
 かねし「うん。でもお風呂がある分やよいに軍配かな?」
 
         清和文楽邑か、やよいか・・・悩んだ末、わずかな差で
「道の駅大賞」は、
 
                 「道の駅 やよい」(大分県佐伯市(旧弥生町))に決定!
 
<おきらくドライブ大賞>
 かねし「ドライブを総じての賞だけど・・・」
 とみし「今回はなんと言っても高千穂じゃないか?」
 かねし「そうだね。」
 
         車内ラジオで「地震発生」の報を聞いたときは驚きました。色んな意味を込めて
「ドライブ大賞」は、
 
                 「高千穂ドライブ」に決定!
 
 とみし「さて、今年は色んな山に登ったよな? そこでだ。 山関係の賞を設けてはどうだろう。」
 かねし「そうだね。それじゃぁ、『おきらくヤッホー大賞』とでもしますか。」
 とみし「ヤッホー・・・?」
 
         ネーミングセンスにはちと問題があるようですが。。。
 
<おきらくヤッホー大賞>
 とみし「坊がつる、宝満山、英彦山が名山であることは確かだ。ネームバリューも人気も文句ない。
       が、ここはひとつ、意外性のある山でいかないか?」
 かねし「となると・・・ わしは基山を押したいな。」
 とみし「オレもだ。」
 
         360度見渡せる展望と草原状の広々とした山頂は最高!というわけで
「ヤッホー大賞」は、
 
                  基山(佐賀県基山町)に決定!
 
 とみし「さて、出揃ったところでいきますか。」
 かねし「いこう、いこう♪」
 とみし「では発表します。第6回おきらくグランプリは・・・」
 
         でけでけでけでけでけでけでけでけ・・・・・・・ でけでん! 
←毎度のファンファーレ
 
 とみし小松別荘!
 かねし「今年の旅はコレに尽きるよね。」
 
         「おきらくグランプリ2005」いかがでしたか?「これまで発表してきた各賞はなんだったんだ?」という
         ツッコミもおありでしょうが、お宿だけにどの部類にも入れられなくて。。。(汗) 来年もこんな素敵なお宿
         に泊まれるといいな。2006年も、山に、温泉に、大いに出かけるゾ。おー!
 
 とみし「ところで。有線大賞は誰だったんだ?」
 かねし「さぁ?」
 
おきらく大賞&各賞の皆様ご紹介
 おきらくグランプリ
【旅荘 小松別荘】
 筋湯温泉街からちょっと離れた所にある温泉宿。和民
 芸調の落ち着いた佇まい、貸切で利用できる岩風呂
 ・・・ 何をとっても素晴らしいお宿なのですが、ここは
 何と言ってもお料理でしょう! 前菜からデザートまで、
 どれも一手間かけたものばかり、味もボリュームも大
 満足です。 特に料理長が半日付きっきりで作るという
 地鶏スープは絶品♪ お料理の内容は季節によって
 変わるらしいので、また違う時期に訪れてみたいので
 すが・・・ 予約を取るのは難しいだろうな。(汗)
      <参考ページ:「山と温泉の旅(坊がつる/筋湯編)」
 おきらくおいしいで賞・お食事部門
【峰松本家のどんめん】
 福岡空港近く、国道3号線沿いにあるうどん屋さん「峰松本
 家」。人気メニューのどんめんは、お汁がちゃんぽんスープ
 というちょっと変わりダネのおうどんです。 直径32cmの大
 きな丼に、炒め野菜もたっぷり盛られた、見た目にもお腹に
 もビックな一品。本業がかまぼこ屋さんだけに、天ぷらもう
 まかです♪
           <参考ページ:「プチおきらくくらぶ11月14日」
 おきらくおいしいで賞・おやつ部門
【佐藤製菓本舗の栗まんじゅう】
 12月中旬、佐賀県鳥栖市で開かれる田代ゑびす市。この
 時期に合わせて売られるのが佐藤製菓本舗の栗まんじゅう
 です。明治時代からお店に代々伝わる栗型の鋳物を使い、
 炭火で丁寧に焼き上げた一口大のおまんじゅう。この栗ま
 んじゅうを年の瀬に食べると「まんぐりよく」(なにごともうまく)
 いくそうで、鳥栖では冬の風物詩になっています。
 回転焼(関東では今川焼?)風の生地に、中はこし餡。素朴
 でやさしい味に、お腹もココロもほっこり暖まります。
             <参考ページ:「プチおきらくくらぶ12月15日」
 おきらくいい湯で賞
【九重星生ホテル 山恵の湯】
 九重星生ホテル内にある温泉館。宿泊棟とは別にな
 っているので、日帰りでも気軽に利用できます。
 特筆すべきは敷地内に湧く4つの源泉。硫黄泉、単純
 泉、冷鉱泉、酸性緑礬泉と1つのお風呂で温泉三昧。
 九州最大級の露天風呂からは、雄大なくじゅうの山並
 が望めます。
 
      <参考ページ:「山と温泉の旅(坊がつる/筋湯編)」
 おきらく道の駅大賞
【道の駅 やよい】
 大分県佐伯市国道10号線沿いにある道の駅。とにか
 く大きな駅で、食事処や物産館の他にも淡水魚の水族
 館『番匠おさかな館』なんていうのもあります。
 駅内のお風呂『やよいの湯』には、イスラエルの死海を
 再現したという『死海の湯』が。浸かると体がゆらゆら・
 ぷかぷか、不思議なリラクゼーションが体験できます。 
                 <参考ページ:「高千穂ドライブ」
 おきらくドライブ大賞
【高千穂ドライブ】
 車内ラジオで「福岡・佐賀で震度6」のニュースを知っ
 たのは、道の駅清和文楽邑から高千穂に向かい国道
 218号線を走っているとき。携帯は通じない、公衆電
 話は見つからないで、ホント慌てました。
 幸いわたし達の地域は無事だったのでそのまま旅を
 続けましたが、色んなことを考えさせられたドライブで
 した。            <参考ページ:「高千穂ドライブ」
 
        ※画像はすがる思いで飛び込んだ道の駅高千穂。
          ここの公衆電話でやっと、家と家族の無事を確認
          することができました。
 おきらくヤッホー大賞
【基山】
 福岡の人は「きやま」、佐賀の人は「きざん」と言うらし
 い。故にとみし&かねしは「きざん」派。(笑)
 その昔、この山には大宰府防衛の要・基肄城があっ
 たそうで、頂にはその記念碑が建っています。広々と
 した山頂からの展望は抜群で、天気が良ければ宝満
 山、英彦山、古処山、耳納山、脊振山・・・と、福岡・佐
 賀の山々が見渡せます。 
               <参考ページ:「おきらく基山に登る」