小天温泉・「草枕温泉てんすい」

◆ 有明海を望む露天風呂 ◆

(おきらくくらぶ2001年9/14号より)

   
本日のお湯  
 【小天温泉:草枕温泉てんすい】  
  夏目漱石の小説『草枕』の舞台となった、熊本
 県小天温泉にあるお風呂。 館内には漱石に関
 連する資料の展示もあります。
  島原湾を望む高台にあるので、見晴らしは抜
 群♪ 露天風呂からはもちろん、大きなガラス窓
 を配した内湯からも、島原半島を眺めることが
 できます。
  お湯は無色透明、匂いもありません。さらりと
 したお湯に手足をのばしながら、遠くに島原湾
 と普賢岳を見る…なんともいえない開放感が味
 わえます。 入浴料:大人500円。サウナ・うたせ湯有り

  

  

  「草枕温泉てんすい」の駐車場から見た島原
 半島。お風呂からも同じ景色が楽しめます。
  手前に見えるのはミカンの木です。天水町
 はミカンの産地で、実はこの温泉施設もミカン
 畑の中にあります。季節柄まだミカンは出てま
 せんでしたが(ハウスみかんはありましたが。)、施設
 内の食堂に天水産のみかんで作ったジュース
 (缶:¥90。下の「本日のおやつ」参照)がありました。
 おみやげにもいいけど、湯上りの一杯にもいい
 かも…ですね♪
 
   
お立ち寄りスポット  
 【道の駅きくすい】  
  菊水ICから県道16号線を東へ、車で約5分。
 前方後円墳の形をしたユニークな駅です。
  1Fには売店、レストランがあります。 わたし達
 は熊本の名物お菓子・いきなり団子(3個180円。
 「本日のおやつ」参照)を買いました。 運良く出来た
 てをGet。 やっぱり、いきなり団子は暖かい方が
 うまいです♪
  2Fは温泉施設です。 ドライブ途中に気軽に
 お風呂休憩できるなんて、うれしいですね。
  建物の裏手には菊水川が流れていて、近く
 にはカヌー施設もあります。

   
本日のおやつ  
 【みかんジュース&いきなり団子】  
  天水町特産品のみかんで作ったジュースと、
 熊本名菓(?):いきなり団子です。
  いきなり団子は、厚めに切ったサツマイモに
 粒餡をのせ、小麦粉の皮で包んで蒸したもの。
 サツマイモの素朴な甘さと、塩気の効いた皮が
 絶妙にマッチしてます。お芋のほっこり感と、皮
 のもちもち感の合わせ技も「やるな…!」って
 感じです。(笑)
  重ねて言いますが、いきなり団子は出来たて
 をパクつくのが1番です♪
  

  

  

<おきらく湯上りTalk>  
    −帰りの車内にて。−  
 とみし : なかなかいい風呂だったな。
 かねし : うん。 お湯はまぁ普通なんだけど、あの眺めは最高だった♪
       あれだけきれいに見えると、簡単に島原半島行けちゃう気がするんだけど…
       実際には遠いよね?
 とみし : そうだな〜。
 かねし : この先の有明フェリーで行けるんだけど…
 とみし : まさか「行く!」とか言うんじゃないだろうね?
 かねし : や、やだな〜、とみし! そんなこと言うわけないやん!
       行ったら今日中に帰れないでしょ。
 とみし : それならいいんだけど。 あれ?標識があるゾ。
 かねし : あ、それね。 そこは左。
 とみし : 左ね?
 かねし : …に行けば、有明フェリー。 帰るんだったら右。しれっ
 とみし : 頼むよ、かねし…。(怒)
  
          
晴れた日の船旅は最高なんだけどね。それはまた次回ということで…
                                    とみし:「って、行く気か、お゛ぃ?!」
   
<おさらい>  
  「道の駅きくすい」は、菊水ICから車で約5分。 県道16号線
 沿いにあります。
  そこからさらに車を南へ走らせると、突然島原の普賢岳が
 姿を現します。ちょっと感動ものです♪(←実際車の中で騒い
 でいた人/笑)
  「草枕温泉てんすい」は玉名から県道1号線を南下、途中国
 道501号線に入り、後は看板に従って行けば迷わず行けます。
 近辺には漱石ゆかりのスポットも点在してます。こんなことなら
 「草枕」読んでおけばよかった…。
  
   :右の図はあくまでも略図なので、ちゃんとした地図でご確認ください。