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おきらく発心公園に行く

 ◆紅葉狩の穴場スポット?◆

(おきらくくらぶ’05年12/9号より)
 

       諸事情により、このところ山登りから遠ざかっているとみし&かねし。そろそろ山が恋しくなってきました。
 
  とみしこの間の清水山みたいにトレッキング感覚で歩ける場所ないかな?」
  かねし「それなら発心(ほっしん)公園はどう? あそこも山の麓だし。。。」
 
   というわけで、寒風吹きすさぶ中、久留米市草野町にある発
   心公園にやって来ました。
 

 かねし「発心公園はね、その昔久留米藩藩主もお花
       見をしていたという由緒ある桜の名所なんだ
       よ。・・・なんだけど、さすがにこの時期訪れる
       もの好きはいないみたいね。(汗)」
 とみし「人気ないな。」
 
   ま、まぁ、閑散とした公園を散歩するのもオツなんでないかい?
   売店(閉店中)近くにある案内図を見ると、神社や広場、キャン
   プ場等もあり、園内は結構広そう。こりゃ歩きがいありそうだ♪
 
【もみじ谷へ続く遊歩道】
 かねし「うーん、発心城跡コースだと発心山に行っちゃ
       うのか。」
 とみし「軽装での登山は危険だ。ここはひとつ、もみ
       じ谷のある熊野神社コースに行ってみよう。」
 かねし「そうだね。運が良ければまだ紅葉が見られる
       かもしれないし・・・」
 
  売店横(東側)の階段を下り、遊歩道を熊野神社へ歩きます。
  間もなく渓流にかかる橋が現れました。(右画像)
 

 かねし「うわ〜、きれい! 渓流に紅葉なんて、絵にな
       るわー♪ 緑とのコントラストもいい。」
 
【もみじ谷】
    橋を渡り右に折れると、赤く色づいた一帯に。
 

  とみし「こりゃすごい。」
  かねし「名前の通り、正にもみじの谷だね。木々も地
       面も真っ赤っ赤。12月に入って、こんな見事
       な紅葉が見られるなんて思わなかったよ。」
  とみし「今年は色づきが遅かったお蔭だな。」
 
    思いがけず、季節はずれの紅葉狩りを楽しむことができました。
    ラッキー♪
 
【熊野神社】
    もみじ谷のそばに鳥居を発見。
 

 とみし「この先が熊野神社か?」
 かねし「・・・登ってみる?」
 
    階段を見ると登りたくなるのはハイカーの性か?しかし―
 
 かねし「この自然石の階段、雰囲気はいいけど幅が
       狭っ・・・!昔の人って足小さかったのかな?
      踏み外しそうで怖い〜。」

 とみし「それに傾斜、かなりきつくないか?」
 かねし「うん。わし、怖くて後ろ振り返れない・・・」
 
【本堂に続く遊歩道】
    恐怖の長い石段を登りきると、幅の広い遊歩道に出ました。
 
  とみし「うーん、土の匂いだ〜。」スーハー・・・
  かねし「やっぱり山は気持ちいいね〜。」スーハー・・・
  とみし「こうして見ると発心公園って、自然景観はい
       いし、歩道もよく整備されてるし・・・ なかなか
       いい公園じゃないか。」
  かねし「ホント。近くにいながら(※)今まで知らなかっ
       たよ。それに、こんな紅葉の名所とはね。
       見て、紅葉の絨毯!素敵だね〜♪」
 
                  
かねしはお隣の田主丸町出身です。
 
【本堂】
    遊歩道の終点に小さなお堂がありました。
 

 とみし「ここが本殿らしいな。」
 かねし「古そうなお堂だけど、柱を支えるこのオレンジ
       色の鉄骨は一体・・・?」
 とみし「台風か何かで破損したんじゃないか?」
 
    とにかくここまで来たら参拝だ。お賽銭を投げ手を合わせたら、
    来た道を戻ります。
 
 かねし「あのさぁ、とみし。わしあの石段下りたくない
      んだよね。傾斜と高さで眩暈起こしそう・・・」
 とみし「しょうがないなぁ。」
 
【高台から筑後平野を望む】
    石段の脇に伸びる遊歩道を通って元の広場へ。途中、高台
    に立ち寄り、筑後平野を見下ろします。
 
  とみし「見晴らしいいな。」
  かねし「手前にあるのは桜の木だね。満開の桜で
       白く煙る筑後平野も見て見たいなぁ。」
  とみし「おっ、花見か?いいね、いいね〜♪」
 
     まだ遠い春に想いをはせるとみし&かねし。
 
【夏目漱石句碑】
    高台から下ると、夏目漱石の句碑がある公園広場に。
 
 かねし「うーむ、漱石先生もやるなぁ。」
 とみし「というと?」
 かねし「句碑の説明板によるとだね、先生、高良山に
       登ってるんだ。 そこから耳納連山を発心山ま
       で縦走して、それからこの発心公園に来たん
       だって。その踏破距離、なんと14Km!」
 とみし「漱石先生、足たっしぇーな。(大分弁で丈夫の意)
       よし、オレらも今度は発心山登るぞ!」
 かねし「おう!」
 
       結局、登山への想いをさらに熱くさせた今回のお散歩でした。
 
<おさらい>
 今回のお出かけルートはこちら。→
  ※位置関係を表わしただけの略図なのでお出かけの際は
    ちゃんとした地図でご確認ください。

 
 ・ 発心公園へは道々標識が出ているので(国道
  210号線は善導寺辺り、県道151号線は草野
  町辺り)、比較的わかりやすいです。
 
 ・ 夏目漱石が歩いた、高良山から発心山を経由し
  て発心公園に至る全長14kmのルートは『漱石
  の道』と呼ばれ、遊歩道が整備されています。
 
 ・ 発心山の麓には、叙情豊な草野町の町並みが。
  散策にグー♪です。