*おきらく天拝山登山*

◆ハイキング気分でやっほー。◆

(登山日:’04年 6月12日)
 

           梅雨の晴れ間となった休日、福岡県筑紫野市にある天拝山へ登山に出かけました。
 
【登山スタート】
    天拝山歴史自然公園の脇にある九州自然歩道。天拝山へは、
   こちらから入ります。
 

 とみし「ハイキング感覚で登れるという話だが・・・。
       大丈夫なんだろうな?」
 かねし「うん。 ネットで調べたんだけど、標高258m、
       登山道の幅も広くて、小さい子どもでも登れる
       ファミリー向けコースって書いてあったよ?」
 
    まずは登山口にある看板でコースを確認。

    山頂までは約30分。ファイト♪
 
【運命の分かれ道】
    大きな鳥居をくぐってしばらく行くと、分かれ道があります。
   (”しゃくなげ谷”の標識有) まっすぐ行くべきか、左に進路を
   とるべきか・・・?

 
 とみし「んー、どっちだ?」
 かねし「こっち。」
 
    と、何の迷いもなく”しゃくなげ谷”ルートを選んだかねし。
   果たして・・・?
 
     
       ※ちなみにしゃくなげの花はもう終わってました。
              花期は4月〜5月かな?

   
【まっすぐ”しゃくなげ谷”ルート】
    しゃくなげ谷を抜けると、木立の美しい山道に出ます。緑の葉が
   日差しを遮り、木々の間を抜ける風も心地いいです。
 

 かねし「空気がひんやりして気持ちいいね〜♪」
 とみし「そうだな。 それにしても。。。 だんだん道幅狭く
       なってきたし、傾斜結構きついし・・・ 小さな子
       どもでも登れるファミリー向けコースじゃなかっ
       たのか?」
 かねし「おんや〜?」
 
    『天拝山は子どもでも登れるハイキングコース』、それに間違い
   はございません。正規のルートで登れば・・・ね。(爆)
   
【正規ルート】
    実は先ほどの分かれ道、左に進むのが正解。正規ルートはこちら。  ※下山はこちらの道を通りました
 
 とみし「頼むよ、かねしぃ・・・ (怒)」 ←でもダイエットにはなったでしょ?ほほっ・・・♪
   

              【九州自然歩道】
    幅が広く、傾斜も緩やかな正規ルート。地元の方の
    ウォーキングコースにもなっているようです。
                【荒穂神社】
     天拝山の中腹にある神社。正規ルートの途中に
     あります。登山口からは約15分。
   
【分岐点】
    ”しゃくなげ谷”ハードルートと正規ルートはここ、飯盛城跡への
   分岐点で合流します。

 
 とみし「こっから先は階段で登るのか。」
 かねし「山頂まであと280mだって。」
 とみし「階段で言うと、あと354段(※)な。」
 かねし「うわ・・・(汗)」
 
                  階段入口の標識に書いてありました。
   
【階段コース】
    飯盛城跡分岐点から山頂までは、こんな感じで階段が続いています。
   日頃の運動不足がたたって、この辺りから息があがってきました。
  

 かねし「うー、階段の上りって苦手〜。。。」
 とみし「・・・・・。」
 かねし「歩幅が制限されるから、普通の坂道よりもきついよね?」
 とみし「・・・・・。」
 かねし「さっきから、とみし寡黙だね。どうしたの?」
 とみし「・・・・・。」
 かねし「???」
 とみし「よしっ、ちょっと休憩! ここまでで200段!」
 かねし「数えてたんかいっ!(呆)」
 
   <天拝山の動植物>
     シイ・カシ・タブ等照葉樹林が主なこの雑木林では、たくさんの種類の野鳥
    が見られるそうです。中にはホトトギスやウソ等、深山でなければ見られない
    鳥もいるとか。。。 そういえば歩いているとききれいなさえずりが聞こえたけど、
    何だったのかな?
   
【山頂】
    長い階段をもくもくと登る2人。そしてついに・・・
  

 とみし「やったー!頂上だ!」
 かねし「あれ?祠がある。さすが天神さま縁の山だ。」
 
   <天拝山の由来>
      天拝山はその昔、『天判山』と呼ばれていましたが、菅原
     道真公が太宰府に左遷されたとき、この山に登り、天を拝ん
     で自分の無実を訴えたという伝説から、いつしか『天拝山』と
     呼ばれるようになったそうです。
 
                 頂上にある、道真公を祀った天拝神社

 
   
【頂上からの眺め】
 かねし「あ!展望台がある!行ってみよ〜っと♪」
 
    展望台にかけよるかねし。が―
 

 かねし「がーん。霞がかかっててよく見えない〜・・・」
 とみし「こりゃ天気のいい日にリベンジだな。」
 
   
中央にぼんやり見えるのが宝満山。麓には道真公を祀った
     太宰府天満宮があります。
 

 かねし「天神様つながりで、今度は宝満山に登るのも
       いいかも・・・♪」
 
           天拝山登山に満足し、次なる登山に思いを馳せるとみし&かねし。
           しかし、宝満山は標高830mあるのだった。。。
 ←登れる?登れる???
   
<周辺スポット>
    天拝山周辺には史跡や公園など、散策スポットが点在します。
 

            【天拝山歴史自然公園】
    水上ステージもある、緑いっぱいの公園。猫ちゃん達
    にとっても憩いの場のようで・・・(笑) 芝生でのんびり。
              【御自作天満宮】
    道真公自作の像が納められている。左隣には道真公
    が山に登る際身を清めたという紫藤の滝がある。
   
<立ち寄りスポット>
    登山後とみし&かねしは立ち寄ったのがこちら。
 
【天拝の湯】
  肌のあたりがやわらかい白湯(ちょっと黄味がかってい
 る)と、いかにも温泉っぽい茶色いお湯、2種類のお湯が
 楽しめるこちらの温泉館。山の上にあるだけに、広々とし
 た露天は開放感たっぷりです。館内に流れる演歌がちょ
 っとレトロ。。。(笑)
 
  
<お風呂データ>
    ・入浴料:大人750円
    ・風呂施設:内湯、露天男女各1。サウナ有り
    ・その他施設:食事処、休憩所。
 

                    
できてまだ3年のぴかぴか温泉館
   
<おさらい>
  天拝山登山口がある天拝山歴史自然公園へは、武蔵寺を目印
 にすると行きやすいです。(県道31号線に”武蔵寺”の看板有り)
 車は公園前の駐車場へ。
 
  『天拝の湯』は県道31号線天拝坂入口信号から西へ。まっすぐ
 進み、山を上りきったところにあります。
 
  山頂までのびる九州自然歩道は、緑がいっぱいで歩いていて
 気持ちの良いルートです。晴れた日の森林浴は格別♪
   

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