*2005年の登り納め*
◆宝満山再び。◆ |
(登山日:’05年12月10日) |
早いもので今年ももう終わり。とみしのぎっくり腰が治ったので(ここしばらく山登りから遠ざかっていたのは、 実はこの辺に理由があったりする。/笑)、12月10日、2005年の登り納めに出かけました。2005年を締め くくる山としてわたし達が選んだのは、福岡県屈指の人気を誇る宝満山。 |
とみし :「前回登ったときはかなりきつかったけど、今度はもうちょっと楽に登れると思うんだ。」 |
かねし:「うん、体力つけたもんね。」 |
「おうよ!もう以前のとみし&かねしじゃないぜ。」「リベンジだ!」というわけで、ルートは前回と同じく表登山道。 ただし、復路は行者道ではなく、往路と同じコースをたどることにします。(←愛宕山ルートは懲りた模様) |
【竈門(かまど)神社】 竈門神社駐車場(普通車¥400)に車を止め、am9:20、山頂 を目指します。ちなみにこの日予報は晴れ、最高気温10℃。 かねし:「うー、寒い。ズボンの下にパッチ(タイツ)はい てきて正解だったね。」 とみし :「うむ。しかし冬だってのに、相変わらず登山 客多いな。」 かねし:「わし思うんだけど、宝満山に人が登らない日 なんてないんじゃないかな。」 とみし :「かもな。恐るべし、宝満山人気。。。」 竈門神社は紅葉の名所。12月も半ばだというのに、今年は色 づきが遅かったおかげでそこそこ楽しめました。ラッキー♪ |
【百段がんぎ】 竈門神社を抜け、鳥居をくぐって自然遊歩道へ。林道を2度横 切って、一ノ鳥居からもくもくと石段を登ります。 とみし :「うほっ。体暖まってきた。」 かねし :「わし汗まで出てきたよ。1枚脱いじゃおう。」 道を知っているというのは強みでしょうか。今回ペースも早く、 本コース最大の難関・百段がんぎ(右画像)もなんのその。 とみし :「ホント、百段あるのな。」 かねし:「なんと、数えながら登る余裕があるとは・・・ 前回は息も絶え絶えだったのに、えらい成長 だね、とみしくん。」 |
【雪の山頂】 先日の寒波の影響か、中宮跡辺りから積雪が見られるように なりました。山頂付近の岩場は滑りやすく、慎重に歩を進めま す。そして、am11:10、標高829mの頂に到着。 かねし:「うわー、山頂も雪だ〜。思いがけず雪景色ま で見れちゃった♪」 とみし :「今回も視界良好だな。おー、眺めいい〜。」 ガスが多いことで知られる宝満山、2度とも快晴に恵まれるな んて・・・ わたし達ってついてるかも〜♪(喜) とみし :「しかし登頂まで1時間50分とは、前タイム2 時間5分を大きく更新したな。よしよし。」 |
【4℃】 ふと標高を示す柱にくくり付けられた温度計を見ると、なんと 4℃。(汗) かねし:「さっきまでなんともなかったのに、この数字 見た途端冷えてきたような・・・ ぶるっ!」 とみし :「さっさとキャンプ場へ行って飯にしようぜ。」 山頂東側にある急な階段と岩場を、鎖を使って下ります。ただ でさえ苦手なこの鎖場、雪でさらに滑りやすくなってまして。 へっぴー(へっぴり腰)かねしは大苦戦。 この時ばかりは雪を 恨みました。 かねし:「山頂からキャンプ場に行くにはこのルートし かないの?(半泣)」 |
キャンプ場に着くと、既に山小屋もテーブルベンチも人でいっぱい。仕方なく雪の溶けてる場所を選んで ビニールシートを広げます。お尻が冷たいけど、ちょっと我慢。ザックを下ろし、早速バーナー&コッヘル でお湯を沸かします。 |
かねし:「あー、熱いコーヒーが五臓六腑にしみ渡る〜ぅ。」 |
とみし :「寒いときは暖かいものが1番さ。実際見ろ、かねし。夏場よりバーナー利用者多いゾ。」 |
かねし:「そう言われれば確かに・・・。 考えることは皆同じだね。」 |
暖かいお昼を食べ体も温もったところで、pm12:10、下山開始。女道を通って表登山道へ出ます。 |
【雪の女道】 高い木々に覆われているせいか、表登山道に比べるとかなり 多く雪が残っていました。 かねし:「これはまた見事な銀世界。」 とみし :「石段滑りやすいからな、気をつけろよ。」 かねし:「うん。尻餅も下手すりゃ危険だからな。」 下りは登りよりも慎重に。足場に注意しながら下ります。 かねし:「それにしても紅葉有りの、雪景色有りの・・・ 今回はなんとも妙な山歩きだね。」 |
中宮跡手前辺りで表登山道と合流。後は来た道をたどり、pm1:40、無事竈門神社に戻りました。 |
とみし :「こうして登ってみると、冬の宝満山っていいな。」 |
かねし:「うん。やっぱ夏は汗かく分きついよ。今回疲労感が全然違うもん。」 |
とみし :「しかし今回はなんと言ってもパッチだ。これいい!暖かい!」 |
かねし:「そうそう、下半身って意外に冷えるもんね。冬は手放せないわ。」 |
―というわけで、 |
今日の教訓その1(?):夏の宝満山はきつい! |
今日の教訓その2(?):パッチ(タイツ)ばんざい! |
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<立ち寄りスポット>・・・今回、とみし&かねしが立ち寄ったのはこちら。 |
【国民年金保養センター太宰府
みかさの湯】 「まくのうち」のくぼっちさんから情報をいただき、早速 出かけたのがこちらの温泉。(くぼっちさん、ありがとう!) 宿泊施設内のお風呂ですが、日帰りでも気軽に利用で きるとあってたくさんのお客さんで賑わっています。 お湯は無色無臭のアルカリ性単純泉。クセのない柔 らかいお湯です。かけ流しなのも気持ちいい♪ ただ 脱衣所がちょっと狭いので混雑時はご注意を。 【お風呂データ】 ・入浴料:大人500円 ・風呂施設:内湯、露天男女各1。 ・その他施設:宿泊、レストラン、休憩所等 |
<おさらい> |
今回のお出かけルートはこちら。→ ※位置関係を表わしただけの略図なのでお出かけの 際はちゃんとした地図でご確認ください。 ・ 国民年金保養センター太宰府・みかさの湯は 県道35号線、太宰府天満宮近くの赤い欄干 の橋を渡って大野城跡方面へ。オレンジ色の 外壁が一際目を引きます。(笑) 詳しくは国民年金保養センターHPを。 ・ 国立博物館が出来て、太宰府天満宮付近の 道は混みやすくなりました。展示開催期間は 通行にご注意を。 |