*おきらく油山登山*
◆おきらくじゃないかも・・・◆ |
(登山日:’05年 6月 4日) |
気持よく晴れた休日、久しぶりに山登りへ出かけました。今回登るのは、福岡ではお馴染みの油山。 この一帯はキャンプ場や観光牧場などもある自然公園で、足慣らしに登るにはちょうどいいかな? と思ったのですが。はてさて・・・ |
【スタート】 油山市民の森中央駐車場に車を止めます。駐車場側の階段を 上ると1軒の建物が。(画像右) かねし:「市民の森管理事務所だって。」 とみし :「お、油山案内図があるゾ。もらっておこう。」 案内図を覗き込み、しばし思案する2人。 とみし :「なんか道がいっぱいあって、よくわからん・・・」 かねし:「ここ市民の広場から、つり橋→県木の森を通っ て山頂を目指すのが一般ルートらしいよ?」 とみし :「よし、それでいこう!」 |
【つり橋コース】 管理事務所がある”市民の広場”を出て右へ。舗装された緩やかな 坂道をぽくぽく歩きます。 かねし:「あ、また標識がある。」 とみし :「これじゃ迷いようがないな。」 かねし:「とても親切だ。」 市民の森内には、山頂を指し示す標識があちこちに立っています。 初心者にはありがたい。 |
【つり橋】 標識に従い舗装道を登って行くとつり橋が見えました。 かねし:「うわー、すごい眺め〜♪ あ、この辺モミジだ。 秋の紅葉もきれいだろうなぁ。」 とみし :「おっ、この下すごいゾ? かねし、見てみろよ。」 かねし:「どれどれ・・・ って、げっ!た、高い・・・! ダメだ、クラクラしてきた。。。」 こういう高い所はちょっと・・・ 足早に通り抜けるかねし。 かねし:「なんか足元がまだ揺れているような・・・」 とみし :「大丈夫か?(汗)」 |
【県木の森】 つり橋を渡って少し行くと、大きな木が茂る場所に出ました。 かねし:「この木、1本1本に県名が書いてある。」 とみし :「ってことは、ここが県木の森か。」 丁度整備にいらしていた園内の方にお聞きしたところ、この県木の 森を突っ切って山頂を目指すのが1番の近道だとか。 とみし :「おっしゃ!行くぜ!」 かねし:「ここから自然歩道だね。木々の影、土の匂い・・・ うーん、山登りって感じ♪」 |
【自然歩道】 爽やかな風を耳と肌で感じながら、しばらくはハイキング感覚で登っていたのですが… とみし :「のわーっ! なんだこの階段?!」 かねし:「どこまで続いてんだろ・・・(汗)」 日頃の運動不足がたたり、いくらか登っただけで息が上がってしまいました。ちょっと 開けた場所を見つけて一休み。 かねし:「近道ってことは、そのあれですか? 直線にしたら1番近いって ことで、つまりは傾斜が1番きついと・・・ そういうこと?」 とみし :「くそー、見通しが甘かった・・・!」 しかし、傾斜がきついのはなにもこのコースに限ったことではなく・・・ でも、2人がそれを悟るのはもう少し後のこと。。。 |
【国見岩分岐点】 もはや会話を交わすこともなく、それぞれのペースでもくもくと階段を 上るとみし&かねし。(←いっぱいいっぱい) 上りきると道に突き当たり、 そこには標識が立っていました。 とみし :「ここが国見岩分岐点らしいな。」 かねし:「道も緩やかになってるし、山頂はもうすぐかな?」 しかし、そんなに甘くないのだ油山。 かねし:「あれ?下ってる・・・?」 とみし :「と思ったら、登ってるし。。。しかもまた階段。」 かねし:「ぢぐじょー!さっき下った分返せ〜!」←無茶 |
【山頂】 最後の坂もなんとか登りきり、やっと目にした燦然と輝く「山頂」の 文字。 と&か :「やったー、頂上だー!ばんざ〜い!」 視界の開けた一角から佐賀の景色が一望できるのですが… かねし:「霞がかかっていて、眺めはイマヒトツだね。」 とみし :「うーん・・・ まぁ、何にせよ頂上だ。あー、疲れ た、疲れた!休憩、休憩!」 山頂にはいくつかベンチがあったので、腰掛けてお茶を飲みました。 ただのペットボトルのお茶も、山頂で飲むと格別だ♪ |
【下山】 山頂の空気をたっぷり吸ったところで、いよいよ下山です。 とみし :「さて、帰りはどうしようか?」 かねし:「せっかくだから違うルートで下りたいね。」 とみし :「さっきの登山者、キャンプ場方面に下って牧場に 行くって言ってたな。そこの芝生で食う昼飯が最高 なんだと。」 かねし:「牧場?! いいね、そのコースで行こう!」 というわけで、下山はキャンプ場コースで。画像左はキャンプ場コース を示す標識です。 |
【キャンプ場コース】 とみし :「つり橋・県木の森コース以上に傾斜のきつい コースはないと思っていたが・・・」 かねし:「うわーっ、何?この坂!。」 最初はなだらかだったキャンプ場コースでしたが、下を見下ろす程 の坂道や階段が続々登場。ヘッピー(へっぴり腰)かねし、大苦戦。 とみし :「かねし、この鎖かロープをつかめ!それを伝っ て下りるんだ。」 かねし:「ややっ、鎖場まである・・・!恐るべし、キャンプ 場コース・・・」 「登りのコースにしなくてかった。」 胸をなでおろすかねしでした。 |
【牧場コース】 自然歩道を下りきると舗装道路に出ます。 かねし:「あ、標識がある。」 とみし :「ふむ。ここがキャンプ場と牧場の分岐点だ。」 標識に従い進路を右へ。緩やかに下ってゆくと― かねし:「あれは何だ?小屋???」 とみし :「牛がいる。牛舎だ!」 ここに牛さんがいるということは目的地は近いゾ、ファイトー! 画像は一心不乱にエサを食べる牛さん達。 |
【も〜も〜らんど・油山牧場到着】 「も〜も〜らんど」と書かれたゲートをくぐると、目の前に広大な 風景が。 かねし:「うわ〜、気持いい〜♪」 とみし :「お、牛乳売ってるゾ。飲もうゼ。」 生クリーム入りの牛乳(¥150)を買って、ベンチテーブルへ。 お待ちかねの昼食タイム。早起きして作ったお弁当を広げます。 かねし:「運動した後のおにぎりはおいしいね。」 とみし :「この牛乳、濃厚でうまいゾ。」 |
お弁当を食べた後、舗装道を市民の広場方面へ。中央駐車場を出発したのがam10:30頃、戻って 来たのがpm1:15頃。約2時間45分のハイキングはちょっとハードではありましたが、山あり、谷あり、 牧場ありでとても楽しかったです。来てよかったな♪ |
<立ち寄りスポット> |
油山登山の帰りに立ち寄ったのはこちら。 |
【源泉野天風呂
那珂川清滝】 2004年4月にOPENしたこちらの温泉館は、古民家 風の佇まいに野趣あふれる露天風呂と、和のテーストた っぷり。2つの休憩所にはそれぞれ縁側があって、入浴 後は滝を見ながらくつろげます。 入浴料が1400円(一般・土日祝日)とちょっと高めなだけ に、設備はきれいでアメニティも充実。たまにはこういう 所でのんびりするのもいいな♪ 【お風呂データ】 ・入浴料:一般大人平日1200円、土日祝1400円。 500円で会員になると平日900円、土日祝1000円。 これに別途入湯税が70円かかります。 ・風呂施設:内湯露天男女各1。サウナ、家族湯有。 |
【nana
cafe】 『まくのうち』のくぼっちさんに教えていただいたベーグル がうまうま♪のお店。画像右はそのベーグル。左がドライ オニオンで右がブルーベリーです。(それぞれ150円) 色んな 種類があるので、選ぶのにすごく迷ってしまいました。(笑) もっちりした食感と小麦のやさしいうまみ・・・ このベーグ ルに魅了される方も多いとか。はい、とみし&かねしもまん まとやられました。(笑) 店内には他に、かわいいベトナム雑貨もあります。今度 はこの和みカフェで、ベトナムコーヒーでもいただきながら まったりしたいな♪ |
<おさらい> |
今回のお出かけルートはこちら。→ ※大体の位置関係を表わしただけの略図なので、お出かけの 際はちゃんとした地図でご確認ください。 佐賀県側(県道56号線)から市民の森に向うときは、 『も〜も〜らんど・油山牧場』を目印にすると行きやす いのですが、それでも牧場に通じる道への入口は電 信柱に貼られた看板だけなので、ちょっとわかりにく いです。 『市民の森』と『も〜も〜らんど』は隣接していますが、 この間の道路は車両通行できません。駐車場がそれ ぞれに設けられています。 なお、市民の森〜牧場間は徒歩だと約20分です。 癒しの空間『清滝』は国道385号線から奥へ入ります。 山田の交差点辺りから看板が出ているので、それを 頼りに。 ベーグルがおいしい『nana cafe』は、国道385号線 から少し入った所に。 白地に赤で店名が書かれたお 店は、山田の交差点から一目でわかります。 |