*おきらく岳切渓谷に行く*

 ◆沢歩きは楽しい♪◆

       暑い、暑い、暑い! 「こんな日は水辺でしっとり涼みたいな。」 そんなわけで、最近密かに人気が高まって
       いるという岳切渓谷に行ってみました。
 
【国道ドライブ】
  玖珠ICから国道387号線を院内方面へ。山道をゆるゆる走って
  いると見晴らしの良い高台に出ました。

 
 かねし「変わった形の岩がいっぱい!」
 とみし「すごい景色だな。」
  
  目の前には大きな奇岩がそそり立っています。中には七福神に
  見立てたのでしょうか、しめ縄が飾られたものもありました。
 
 とみし「山の向こうに山が見える。」
 
かねし「なんだかすっごい山奥に来たみたい。」
   
【岳切渓谷入口】
  西椎屋の滝を過ぎた辺りで目指す岳切渓谷への案内板を発見。
  標識に従い細い山道進むと、間もなく岳切渓谷駐車場に到着。

 
 とみし「さて、渓谷はどこだ?」
 かねし「はて?水の音は聞こえるけど・・・」
 
  受付で駐車料金300円を払い、岳切渓谷について説明を受けま
  す。
 
 とみし「渓谷はこのアーチの先にあるそうだ。」
 かねし「院内町とえいば石橋。このアーチも石橋を
       模ったものなのかな?」
 
【岳切渓谷】
  アーチをくぐりキャンプ場広場を過ぎると、緑の木々の下、幅の広
  い清流が現れました。
 
 とみし「うおーっ、水きれいだなー。」
 
かねし「緑もまぶしいね〜♪」
 
  この先2Km程行くと滝があるとか。滝好きかねし、行かないわけ
  にはいきません。清流に沿った遊歩道をぽくぽく歩きます。
 
 とみし「おっ、感じのいいベンチテーブルがあるゾ。」
 
  遊歩道の脇にベンチテーブルを見つけ、ここで昼食休憩。川のせせ
  らぎに緑の木陰だなんて、絶好のランチスポット♪ ただのおにぎり
  もご馳走に変身です。
   
【Let's 沢歩き!】
  お腹を満たしたところで、再び滝を目指します。しばらく遊歩道を
  歩いていましたが・・・

 
 かねし「もーがまんできない!わし、入る!」
 とみし「えっ?!」
 
  岳切渓谷の水深は10〜20cm。川底も1枚岩なので、初心者も
  裸足で気軽に沢歩きが楽しめるます。挑戦しないテはない!靴を
  脱ぎ、ズボンの裾をたくし上げ、素足をそっと水につけてみました。
 
 かねし「うひゃ〜、最高に気持ちいい!」
 
  水温は冷たすぎず、温すぎず。足裏に感じる岩肌のつるりとした
  感触を楽しみながら、ザブザブ水の中を進みます。
   
【トンボ】
 とみし「おっ、トンボ!」
 かねし「黒い羽に青い体だなんて、初めて見る〜。」
 
  水のきれいな岳切渓谷には色んな生き物がいます。
 
 かねし「カジカもいるって聞いたんだけど・・・ 鳴き声
       聞こえないなぁ。。。」
 
とみし「おい、かねし。ここにオタマジャクシいるぞ。」
 かねし「もしかして、これカジカの・・・?」
 
  それはどうかわかりませんが、最近めっきり見ることがなくなった
  オタマジャクシ。岩のくぼみでプヨプヨ動いていました。
   
【大飛の滝】
  下流に進むにつれ次第に勢いを増す水流、そして現れた立ち入り
  禁止のロープ。水流遊歩道の終点です。そこには念願の滝がある
  はずなのですが―
 
 かねし「あれ?滝は?」
 とみし「この下だ。」
 かねし「へ・・・?」
 
  岸に上がり遊歩道の先から覗き込むと、足元を流れていた水が
  30m程下へ、とうとうと白いしぶきを上げて落ちていました。
 
 かねし「滝って、これまで自分達が歩いていた所が
       落ちるのね。怖・・・」
   
【深耶馬温泉館 もみじの湯】
  水遊びに滝見物。大満足で岳切渓谷を後にします。「遊んだ後は
  やっぱり温泉だよね?」というわけで、 県道27号線を西へ。深耶
  馬溪にある日帰り温泉館「もみじの湯」へ向かいました。
 
 とみし「まだ出来て新しいのかな?設備がきれいだ。」
 
かねし「うほっ♪ お湯は源泉かけ流しだって。」
 
  地元産の杉をふんだんに使った室内、自然石の浴槽、そして無色
  透明のくせのないお湯が、やさしく体を癒してくれます。
 
  
【お風呂データ】
   ・入浴料:大人¥500
   ・風呂施設:内湯、露天男女各1
   ・その他施設:休憩所、軽食

 

 

<おさらい>
  今回のお出かけルートはこちら。→
 
  ・ 岳切渓谷へは、玖珠ICから国道387号線を院内方面へ
   約20分程進むと案内標識が出ています。
 
  ・「もみじの湯」は県道27号線沿いにあるので、すぐわかり
   ます。
 
 【蛇足】
  西椎屋の滝は「日本の滝100選」にも選ばれた名瀑。落差
  86mの豪快な滝ですが、最も近くで見られる下の展望台へ
  は急な坂道を15分程下らねばなりません。以前わたし達も
  行ったことがあるのですが、正直疲れました。(爆) 行くとき
  はそれなりの覚悟を・・・(笑) ちなみに下方に小さく滝を望
  める上の展望台があるのですが、そこだと駐車場から3分
  程です。              
  

<お出かけ日:’06年7月中旬>

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