*おきらく井原山に登る*

 ◆幻の花を求めて、沢沿いルート◆

(登山日:’05年 7月23日)
 

       待ちに待った梅雨明け、夏山シーズン到来です。油山の次なる高みとしてとみし&かねしが選んだのは、
     福岡県と佐賀県の堺にある井原山。7月中旬〜下旬になると、オオキツネノカミソリというヒガンバナ科の花が
     咲き乱れ、それはきれいだとか・・・ オオキツネノカミソリ、いったいどんな花なのかな?
 
【スタート】
  井原山の登山ルートはいくつかあるのですが、今回はオオキツネノ
  カミソリが目当てなので、水無鍾乳洞駐車場から山頂を目指すルー
  トにしました。
  朝7時20分、水無鍾乳洞駐車場に到着。この駐車場、スペースが
  小さいうえ、この時期は大変混み合うと聞いたので早めに来てみた
  のですが・・・
 

 かねし「もう何台か車止まってるよ。」
 とみし「オオキツネノカミソリ、すごい人気だな。」
 
かねし「うー、期待が高まる〜♪」
 
  準備を整えてから入念にストレッチをし、午前7時30分、983mの
  頂に向って出発しました。
 
【水無鍾乳洞コース】
  駐車場から丸太橋を渡り、沢伝いに登っていきます。
 

 かねし「川沿いに登るのって気持ちいいね。水の音
       が耳に心地よい・・・♪」
 
とみし「うん。何より涼しいしな。」
 
かねし「それにしても、これだけ水が流れてるのに
       ”水無”とは、変わった名前だよね〜。
       ・・・って、あれ?鍾乳洞はどれ?」
 
とみし「え・・・?」
 
  結局わからず終い。あう・・・
 
【フクロウ岩】
  駐車場から少し登った所に、不思議な形をした岩がありました。
 

 かねし「”フクロウ岩”? あっ、ホント!形がフクロウに
       似てる。」
 
とみし「かねし、この岩の下から湧いてる水、冷たくて
       うまいゾ。飲んでみろよ。」
 
  登山者の咽をやさしく潤してくれる湧水は、正に自然の恵み。
  ありがたや・・・
【オオキツネノカミソリ】
    フクロウ岩を過ぎた辺りから、ポツポツと登山道の脇にオオキツネノカミソリが見られるようになりました。
 
 かねし「うわー、これがオオキツネノカミソリか〜。きれいな花だね。」
 とみし「ふーむ、3〜4分咲きってとこかな?後1週間もすれば見頃になるんだろうけど・・・」
 
    まだ少し早かったようで、一面に咲くオオキツネノカミソリは見られませんでした。ちょっと残念だけど、花が見られた
    だけでも良しとしよう。
 

        【群生するオオキツネノカミソリ】
   このように群生する場所は全国的にも珍しいとか。これ
   も保存会の皆さんのお陰です。見る方もマナーを守って
   楽しみたいですね。
          【オオキツネノカミソリ近影】
   オレンジ色の可憐な花。おしべが長いのが特徴です。
   名前(カミソリ)の由来であるその葉は、春に出て花期
   にはなくなります。
【井原山の渓谷】
  オオキツネノカミソリの群落地を過ぎ、さらに沢に沿って登って行きます。と、
  先を歩いていたとみしが突然足を止めました。
 

 とみし「おい、かねし!こっちに来て見てみろよ。すごいゾ!」
 
かねし「なになに?(とみしに近寄り目線を上げると) うわ〜♪」
 
  さわさわと流れる清流、地面を覆うように茂るシダ類、苔むした岩と倒木・・・
  それは幻想的な風景でした。
 

 とみし「井原山がこういう場所だったとは。。。」
 
かねし「別世界だね。」
 
  水と緑と光が織り成す光景にしばし癒されるとみし&かねし。しかし、この後
  の試練を2人はまだ知らない。。。
 
【ピーク】
  「山頂まで30分」の標識から登りはいよいよピークに。これまで
  の沢伝いの道に別れを告げ、急斜を登っていきます。
 

 とみし「かねしー!振り返るんじゃないぞー!下見
       ると怖いからなー!」
 
かねし「ひー・・・(絶句)」
 
  足場を確かめながら、時にロープを使い、ひとつまたひとつと難
  所(?)をクリアしていく2人。が、最後に待ち構えていたのは見
  上げるような急斜面。
 

 とみし「登山とは人生だよ、かねしくん。」
 かねし
「なるほど。これは人生の壁か。」
 
【尾根道】
  人生の壁(!)を登りきると、視界の開けた場所に出ました。
 

 とみし「ふむ、ピークは過ぎたようだな。」
 
かねし「じゃぁ、尾根沿いに歩いていけば山頂だ。」
 
  標識に従い、緩やかな道を西へと歩きます。
 

 かねし「山頂まで後5分だって。」
 
とみし「その”後ちょっと”が遠いんだよな。」
 
【山頂】
  水無鍾乳洞駐車場をスタートして約1時間半、ついに井原山
  山頂に到着。
 

 とみし「やったー!頂上だー!」
 
かねし「うわー、360度の大パノラマ!すごいー!」
 
  東に背振山、西に雷山、北は福岡市街地と可也山が望める
  絶好のロケーション。山頂に吹く風も気持ちよく・・・
 

 「やっぱ、山はいいね〜♪」
 
  下りは濡れた斜面に足を取られたのと、登山者(登り組)が多
  かったのとで、行きと同じくらい時間がかかりました。

 
 
 

    オオキツネノカミソリの他にも、ヤマアジサイやハンカイソウ等様々な野草が見られる井原山。
    美しい木立、谷を流れるせせらぎ、苔むした岩、そして可憐な草花達・・・ 本当に自然景観の
    素晴らしいコースだなぁと思いました。今度はミツバツツジの咲く頃登ってみたいな。
    

               【ヤマアジサイ】
    
薄い水色が目にも涼やか。なんとも清楚な花です。
               【てふてふ】
    白い花にたくさんの蝶々が止まってました。何の花?

 

 

<立ち寄りスポット> ・・・今回とみし&かねしが立ち寄ったのはこちら。
 
【二丈温泉 きららの湯】
  福岡県二丈町にある日帰り温泉施設。自慢のラドン泉
 は登山の疲労回復に打ってつけです。(笑)
  ちなみに画像は、館内のお食事処・きらら庵の「きらら
 セット」。煮物に揚げ物とバランスの取れたおかずに、う
 どん又は蕎麦が付いて700円。お財布にもお腹にもうれ
 しい一品です。
 
  <お風呂データ>
   ・入浴料:大人500円
   ・風呂施設:内湯、露天男女各1。サウナ有り。
   ・その他施設:食事処、休憩所、プール、販売店、展望室。

     ※木と岩、2種類ある浴室は男女日替わりです。
   
【糸島手造りハム】
  その名の通り、糸島豚を使った手作りハム&ソーセー
 ジがおいしいお店。しかし、今回もわたし達のお目当ては
 入口にあるアイスクリームショップ・Rhein(ライン)だった
 りする・・・(笑) ←前原に来るといつも立ち寄る。
  その魅力は口解けのなめらかさと、素材を活かした風
 味豊かなお味。今回もダブル(¥300)にし、20種類以上
 もある中から、とみしはメロン&ラムレーズン、かねしは
 チョコレートケーキ&ブルーベリーヨーグルトをチョイス。
 どれもうまかです♪
  ※画像左がハム・ソーセージの販売店。奥のログハウス風の建物
    は1階が炭火焼、2階がレストランになっています。
   
<おさらい>
 今回のお出かけルートはこちら。→
  ※位置関係を表わしただけの簡略Mapなので、お出かけ
    の際はちゃんとした地図でご確認ください。
 
 ・ 登山スタート地点となった水無鍾乳洞へは、井
  原交差点から県道563号線を南、瑞梅寺ダム
  方面へ。途中から離合も難しい細い林道になる
  ので、運転にはご注意を。
   
※後で調べたところ、鍾乳洞は現在危険な為立ち入り
     禁止となっているそうです。
 

 ・ きららの湯はJR筑肥線・筑前深江駅近く、国道
  202号線沿いにあります。
 
 ・ アイスクリームショップ・Rheinがある糸島手造
  りハムは、国道202号線産の宮交差点から県
  道570号線を北に。看板が出ている所から奥
  に入ります。

 

 

<おまけ>
  井原山に登ったこの日(7/18)は、奇しくも海の日。
  海ではなく山を選んだあまのじゃく・とみし&かねし
  でしたが、きららの湯からRheinに向う途中、ちょこ
  っとだけ湾岸ドライブが楽しめました。
                かねしが助手席から撮った画像
 
  山あり海あり、糸島エリアってホント楽しい♪
   

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