*おきらく井原山〜雷山を行く*
◆ 2つの名峰をめぐる周遊ルート
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<井原山山頂付近から雷山方面を望む> |
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背振山地を代表する2つの峰、井原山(いわらやま)と雷山(らいざん)。この2つの峰を結ぶ縦走路 | |
は5月になるとそれは素晴らしいミツバツツジのトンネルになるとか。 | |
―が。メインとなる福岡県側の登山口はそれぞれ離れたところにあり周遊は難しい・・・。ところが | |
佐賀県側を登山口とするとそれが容易になると聞き、早速調べてみました! そのルートこそ古場岳 | |
ルート。花の季節にはまだまだ早いのですが(爆)、下見を兼ねて歩いてみることにしました。 | |
古場岳ルートの起点となるのは分譲別荘地・渓流の里入口。ご時勢のためか人気がなく、少々うら | |
寂しい別荘地を抜け、杉林の間を進み、井原山への取り付き点に。ササをガサガサかきわけ登って | |
行くと井原山山頂です。以前井原山には福岡県側・水無鍾乳洞から登ったことがありますが、それに | |
比べると傾斜が緩く、わたしのようなヘッピーには最適なルートだなと思いました。(笑) | |
井原山山頂から標識に従って雷山へ。稜線づたいに進む縦走路はミヤコザサの茂る樹林帯で、 | |
アップダウンも少なく歩きやすい道です。所々見晴らしの良いポイントもあるのですが、生憎この日は | |
小雨混じりの曇天。快晴の下歩いたらさぞかし気持ちいいだろうなぁと思われました。 | |
井原山山頂を出発して1時間40分程で雷山山頂に到着。この時にはすっかり雲に覆われて展望が | |
全く望めなかったのですが、お会いした登山者によると視界が良い日には遠く雲仙まで見渡せるとか。 | |
「ぜひとも快晴の日にリベンジしたい!」と思いました。 | |
帰りは来た道を少し戻り、古場岳への分岐から下山。こちらも少々面白みに欠ける杉林ですが、 | |
傾斜が緩くかねし向き。(笑) 2つの峰をぐるりと巡る約4時間の周遊ルート、花の時期ぜひとも歩いて | |
みたいコースでした。 | |
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◆◇◆ 古場岳コース ◆◇◆ |
<井原山登山口> 別荘地を抜けた先に井原山登山口を示す標識があります。 <井原山山頂への道> 植林地のため道中はちょっと面白みに欠ける・・・ |
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<鉄塔> |
<井原山山頂> |
杉木立を抜けると鉄塔のある林道に出ます。鉄塔を左に 巻いて再び登山道に。 |
見晴らしの良い井原山山頂。が、この日は曇で展望が イマイチ。む〜・・・ |
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<雷山へ> |
<笹原の樹林帯> |
井原山山頂から稜線をつたって雷山へ。標識に従い西 に進みます。 |
縦走路はアップダウンも少なくて快適。ミヤコザサの茂る 樹林帯もいい雰囲気です。 |
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<ミツバツツジの芽> 枝の先に小さな芽がびっしり!咲いたところを見てみたいな。 <霧に煙る縦走路> 悪くないけどやっぱり晴れた日に歩きたかった・・・ |
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<雷山山頂> |
<山頂にある巨岩> |
巨岩がデン!と鎮座する雷山山頂。視界が良ければ雲 仙まで見えるらしいのですが、ガスで全く展望なし。(汗) |
かねし(150cm)より大きな岩。雷山は霊峰だけに盤座 (神様が降りるとされる岩)を思わせます。 |
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<古場岳への分岐> |
<古場岳への道> |
来た道を少し戻ると古場岳への分岐があります。 | 歩きやすいけどこちらも植林のため少々変化に乏しい。 |
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<赤い実> |
<木橋> |
曇天(時々雨)だった為色彩に乏しかった今回の山歩き。 唯一色を添えてくれたのがこの赤い実でした。(何の実?) |
植林を下りきると現れる木橋。渡って右に折れ10分程で 雷山横断林道に合流。車道を左に行けば元の登山口。 |
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*今回のルート* |
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・「渓流の里入口」へは古場岳キャンプ場の看板を目印に行くとわかりやすいです。 ・県道299号線からの道は道幅が狭いです。県道263号線三瀬峠からの方が行きやすいです。 ・駐車場がないので車は車道の広い場所に止めます。 |
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<井原山〜雷山(佐賀県佐賀市、福岡県前原市/古場岳コース)/2009年12月12日登頂> |
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