◆女2人のおきらくぶらり旅◆
(おきらくくらぶ2002年3/22号より)
![]() |
![]() |
![]() |
とある平日、かねしは柳川のひな祭り『さげもんめぐり』に行ってきました。
「どう考えても、とみしと ひな祭りは合わない…!」 そこで今回は、かねし母と2人で行ってきました。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
◆柳川ひとくちメモ◆ 福岡県南西部に位置する城下町。旧柳川藩主立花家が治めていたこの地には、大小 様々な水路が張り巡らされており、水郷柳川として名を知られています。この水路を舟で 下る『川下り』は一押しの観光スポットです。 多くの人で賑わう柳川のひな祭り『さげもんめぐり』は、3月上旬から4月上旬にかけて 行われます。 『さげもん』は、初節句にお雛様と一緒に飾られるものです。 柳川手毬を 中心に縁起の良い動物や果物を象った人形を天井から吊るします。 色とりどりの布で 作られた『さげもん』は、お雛様を一層華やかに見せてくれます。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
【お散歩ルート】 … 柳川駅→A→三柱神社→松月場船場〜川下り・B〜六騎乗船場→C→目野酒造→柳川駅 | ||
↑駅でもらったマップをもとにして描きました。かなりいい加減なので、 お散歩するときは、ちゃんとした地図を駅でもらってくださいね。 ※地図中に3つお雛様スポットを描いていますが、これはわたし達が 行ったところで、実際のお雛様スポットはもっとあります。 |
||
|
||
【マップA :
柳川商店街 さげもん通り】 柳川橋を渡ったところにある柳川商店街。ひな祭り期間中、ここはさげもん通りになります。 お店のショーウィンドー越しに見えるさげもんは、それぞれに趣向が凝らしてありました。 じっくり見たかったので、いくつかある市民ギャラリーを2つ、のぞいてみました。 縁起物で 作られた昔からのスタイルのものもあれば、モールやティッシュ、造花で作ったモダンなもの もありました。作られた方のお話を伺うと、 「飾るものは、な〜んでもいいんですよ。な〜んでも。」 …なんか、そういうのっていいな♪ |
||
|
||
![]() 写真右は、北原白秋の歌碑「水影の碑」側の お雛様です。 小船にかわいらしいおひな様と、 これまたかわいいサイズのさげもんが飾られて います。舟の上からもお雛様を見ることができる なんて、水郷・柳川らしい演出です。 柳川は詩人・北原白秋が生まれた地でもあり、 川下りをしていると、こうした歌碑にいくつか出会 います。この歌碑から東へ行った所(地図には描け なかった。)には白秋の生家があり、現在は資料館 として一般公開されています。 |
||
![]() 達は松月乗船場(※)から乗りました。 新芽が眩しい柳の木、薄紅の桃の花、白い木 蓮。 春の日差しに波はきらきら…。 雪柳の花 びらが風に舞う中、舟に揺られるのはなんとも 風流です。 途中、写真左のような橋をいくつか潜るのです が、船頭さんの巧みな竿さばきには惚れ惚れ してしまいました。舟歌も粋だね〜♪ ※松月乗船場 …西鉄柳川観光開発 松月文人館前、駅から車で約5分。柳川駅内で 乗船券(大人\1500)購入可。場船場までの送迎有。 |
||
|
||
![]() 柳川で、ひときわ目を引くレトロな洋館。その 昔、柳川藩主・立花家の別荘地で、「御花」と 呼ばれています。建物と庭園の大部分は、明 治時代に造られたそうです。現在、武具や農具 などが展示されています。 柳川の名スポットなので、おひな祭り期間外 でも、ここは押さえておきたいところ。 写真にあるピンクののぼりは、「お雛様展示 中」のサイン。こののぼりを目印に散策すると いいみたいです。 |
||
![]() さげもんがいっぱい!思わず「すごい〜!」と 歓声をあげてしまいました。 さげもんは、1列に7個の人形、それが7列、 つまり49個の人形が下がっています。それに は、「始終苦労しなくていいように。」という意味 があるとか…。 女の子が生まれるとお母さん、おばあちゃん、 親戚のおばちゃん、総出で作られるそうです。 「健やかに育ちますように」という、皆の愛情が 込められているんですね。 昔は着物の切れ端で作っていたそうです。 |
||
![]() 「御花」に来たら、お庭は必見です。「松涛園」 と呼ばれるこの庭は、あの日本三景のひとつ、 松島を模して造られたとか。昭和53年には国 の名勝に指定されました。280本ある松のほと んどが、樹齢200年を超えているというのだか ら驚きです。 この日、池の上ではたくさんのカモが日向ぼっ こをしていました。 <御花> 入場料:洋館&松涛園 ¥420 資料館 ¥500 / 共通券 ¥700 |
||
|
||
【目野酒造】 | ||
地図には描いていないのですが、「御花」からタクシーに乗って「目野酒造」に行きました。 なんでも古いお雛様が見られるとか。タクシーの運転手さんの話でも「あそこのお雛様が1番 きれいですもんね〜。」 それはタクシーに乗ってでも見に行く価値ありだゾ♪ 実際、目野酒造さんは立派な造り酒屋さんでした。お庭もお家も昔ながらの趣きある造りを しています。お家の中に入れていただき、早速お雛様を拝見。 8段飾りが1セット、そして話に聞いていた古いお雛様が2セット飾られていました。さげもん もたくさん…!個人のお宅で、これほどまでに豪華なお雛様が見られるとは…。(ため息) 本当にいいものを拝見させていただきました。 帰りは売店でお買い物。目玉商品の桃色のお酒(限定品)は、団体さんの後だったのでGet できず…。ちょっと残念。(笑) ・目野酒造 … 柳川駅から車で約8分。バスが通ってないので、行き帰りともタクシーを利用しました。 行きにタクシー会社の連絡先を控えておくと便利。 |
||
|
||
<おまけ> | ||
![]() お雛様とは関係ないのですが、桜の花に誘 われて、松月文人館近くの三柱神社に寄り道 しました。近くには国道も通っているのに、辺 りはひっそりしています。 参道には桜の木がずらり!まだ少ししか咲 いてませんでしたが、満開の時にはたくさんの 花見客で賑わうんでしょうね。 広い境内には池もあって、ちょっとした公園 になっていました。柳川の人たちの憩いの場 所…そんな感じがしました。 |
||
|
||
−かねしがひな祭りを満喫したその夜。とみし家にて− |
||
とみし : 「ひな祭りどうだった?」 | ||
かねし : 「うん、きれいだったよ〜♪ さげもんがいっぱいで、すっごく豪華で…」 | ||
とみし : 「それで?昼、何食ったの?」 ←感心あるのは食べ物のことだけ(汗) | ||
かねし : 「えっ? えーっと…、う、うどん…。」 | ||
とみし :
「うそだーー!同じ ”う” が付くモンでも、うなぎの方だろ〜?!」 ※うなぎは柳川の名物です。 |
||
かねし : 「ちっ…!誤魔化されないか…。 そうだよ、そうそう!うなぎ食べました!」 | ||
とみし : 「えーっ、かねしだけずるい〜! 何?何?蒲焼???」 | ||
かねし :
「柳川行ったらやっぱ、セイロ蒸しでしょ〜♪ 1度炭で焼いたものを、ご飯にのせて タレかけて蒸して…。ほっこり柔らかいのに、香ばしいという、う〜ん、絶品♪」 |
||
とみし : 「オレも食いたいーーっ! …はっ、みやげは?!」 | ||
かねし : 「あ、これ、母ちゃんからとみしへ…って。 目野酒造の16年ものの焼酎だゾ。」 | ||
とみし : 「これもいいけど、うなぎ食いたい…(涙)」 | ||
かねし : 「・・・・・・・。」 | ||
「食べ物の恨みは恐ろしい…」 その後かねしは、とみしから延々と恨みつらみを聞かされたのでした。 |
||