阿蘇・高千穂スピリチュアルの旅

 昨年の出雲スピリチュアルドライブに感動したとみし&かねし。「2007年の旅は同じ日本
 神話の故郷・高千穂で幕開けといこうじゃないか。」 というわけで、急遽思い立った阿蘇・
 高千穂の旅。神様のパワーと大自然のエネルギーをちょっぴり?いただいて、2007年も
 元気に行こう!という、スピリチュアルな旅・第2弾です。        (2007年1月4日〜5日)
     
< Let’s ドライブ!*1日目* >
1.出発 (a.m 8:15 久留米IC出発)
   高千穂の神社詣では2日目に、この日は阿蘇周辺を巡ります。まずは久留米ICから九州自動車道へ。
  阿蘇最寄のICは熊本ICなのですが、突発旅行ゆえフトコロが厳しい。。。(毎度のことか?/爆) という
  わけで南関ICで九州道を降り(am8:55)、一般道をゆるゆる南下します。山鹿市街地を走り(国道433
  号線)、菊池を経由し大津へ(国道325号線)。一般道でゆっくり目的地を目指すのもなかなか楽しい。

             <山鹿の街灯>
     灯篭祭りで有名な山鹿。街中を走っていると、こんな
     街灯も。
           <道の駅七城メロンドーム>
      途中休憩で立ち寄った道の駅七城メロンドーム。
      メロン型の外観がユニークです。
2.仙酔峡 (a.m 11:00着〜p.m 12:30出発)
  大津から国道57号線を東、阿蘇山へ。阿蘇山というのは
 根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳5つの山の総称で、
 正式には阿蘇五岳といいます。このうち中岳は活火山であり
 ながら火口が覗けるという、世界でも珍しい山。「火口は最大
 のパワースポット、当然行くべし。」 火口展望所は東と西、2
 ヶ所あるのですが、今回は仙酔峡に行きたいというとみしの
 強い希望で東展望所に決定。そのまま57号線をぐるり、北
 に回ります。
  仙酔峡は溶岩の流出でできた渓谷で、ミヤマキリシマの群
 生地としても有名。ピンクの花が一面に咲くその様は、まさに
 「仙人も酔う美しさ」だとか。冬のワイルドな風景もいいけど、
 花期にまた来たいな。
          斜面に見られる茶色いボツボツがミヤマキリシマの株。
   
 仙酔峡から中岳山頂まではロープウェイで約10分。乗車券
 を買い(往復運賃1500円)ゴンドラに乗り込むと、車内中央
 に謎のブロック群が。乗務員さんの話によると、閑散期は乗
 車人数が少ない分強風にあおられやすいので、重しとして積
 んでいるとのこと。なるほど。
  山頂までの空中遊覧は、真下に黒い溶岩流の跡を見たり、
 高岳の山肌に迫ったりと迫力満点。また眼下には阿蘇平野
 が広がり、その向こうには外輪山の稜線とくじゅうの山並み
 がきれいに見えました。感動♪
 
 
仙酔峡ロープウェイ。お正月らしく注連飾りが♪

 
◆◇◆ 阿蘇中岳からの風景 ◆◇◆
 

           <くじゅうの山並みを望む>
     何度も訪れているくじゅう。こうして見ると感慨深い
     ものが。ちなみにくじゅうから見た阿蘇五岳は
こちら
 
               <高岳>
      正面にそびえるのが高岳。中岳〜高岳は登山者
      に人気のコースです。
 


 

   山頂駅でゴンドラを降りると、そこから先は阿蘇の火の神様の聖域。駅内に祀られた神棚に参拝し、塩
  でお清めをしてから火口展望所へと向かいます。
   赤いガレ場に白く、緩やかに伸びるコンクリートの遊歩道。冷たい(というより痛い!)風をまともに受け
  ながら黙々と登り詰めると、突然目の前に、白い噴煙を上げる黒い淵が現れました。

   それは雄大でエネルギッシュな光景。畏怖、尊敬、崇拝・・・ 圧倒的なまでに強大な大地の力に、古来
  人々は神様を見てきたのでしょう。わたし達も思わず合掌。(しかし、寒い・・・!)
3.山賊旅路 (p.m 12:50着〜p.m 1:40出発)
  冷えた体を温めるにはまずお腹から・・・と、57号線を戻り、
 北阿蘇で人気のお食事処・山賊旅路に行きました。
  店内はお昼時だけにすごい混みよう。10分待ってようやく
 テーブルに着くことができました。ずらりと並んだお品書きの
 中から迷った挙句、とみしはホルモン煮込み定食、かねしは
 たかなめし定食(だんご汁付)をチョイス。
  こちらのたかなめしは、お米も高菜も自家製というこだわり
 よう。またもっちりだんご汁は、みそラーメンのようなコクがあ
 り、これまで食べたことのない味わいでした。ごち♪
 
  
 人気のたかなめし定食(だんご汁付き)は小鉢5品付いて1050円。
   お手頃な価格設定とボリュームがうれしいね♪
4.草千里ヶ浜 (p.m 2:05着〜p.m 2:35出発)
   体も温まり、次に目指すは草千里ヶ浜。阿蘇パノラマライン(県道111号線)を南へ走ります。草千里は
  烏帽子岳中腹に広がる直径1Kmの草原。阿蘇が誇る絶景スポットですが、実はかねし、これまで何度か
  訪れているもののその全容を見たことがないのです。(←雨女/爆)
   「晴れているか、ガスってるか。草千里でかねしの2007年を占ってみようか?」 ほくそ笑むとみし。
   「むー、今度こそ・・・!」 意気込むかねし。折りしもこの日の天候は曇。果たして―

晴れた!

   初めて見る草千里の大パノラマ! 興奮のあまり、つい駆け出してしまいました。(笑) 黒々とした烏帽子
  岳、その前に広がる冬枯れの大草原。パステル画にも似たやさしく、穏やかな風景・・・ あー、草千里って
  素晴らしい!(画像中央に写る豆粒はかねしです。お目汚しでごめんなさい。/汗)


 

            <阿蘇の噴煙>
     草千里の丘上から見た中岳の火口。先程の仙酔峡
     ではこの反対側から見たわけですね。
 
           <草千里有料駐車場>
      レストラン、みやげ物店、火山博物館があります。
      駐車料金は410円。
 
5.阿蘇白水温泉 瑠璃 (p.m 2:55着〜p.m 4:00出発)
 めでたくも「かねしの2007年は吉」と出たところで、湯初め
 といきますか。阿蘇パノラマラインを南に下り、
阿蘇白水温泉
 
瑠璃へ。
  瑠璃は宿泊もできる大きな温泉施設。2つの大浴場「かげ
 ぼしの湯」と「こづみの湯」は男女週替わり制です。お湯は無
 色透明でさらりとした肌触り。循環なのか少し塩素臭がしまし
 たが、広くて明るい浴室は開放感たっぷり。手足を伸ばして、
 のんびり浸かれば、ドライブの疲れもほぐれます。
 
  
 【お風呂データ】
    
・入浴料:大人400円
    ・お風呂施設:内湯、露天男女各1。サウナ、家族風呂有。
    ・その他施設:レストラン、売店、休憩所。
6.白川水源 (p.m 4:15着〜p.m 4:35出発)
  お宿に入るにはまだ少し早いので、白川水源まで足を伸ば
 してみました。
  白川水源は、有明海へと注ぐ一級河川・白川の源です。湧
 水量は毎分およそ60トン。池側に立ち水底を覗くと、砂を舞
 い上げながらこんこんと湧き出る様子を見ることができます。
  また口当たりのやわらかな軟水は日本名水百選にも選ば
 れており、たくさんの人が汲みに訪れます。わたし達も水源
 奥に祀られた水神様・白川吉見神社にお参りし、阿蘇の恵み
 をいただきました。
 
  
        藻の1つ、砂の1粒まではっきり見える透明度の高い水。
          見ていると心が洗われます。
7.ペンション まいんど (p.m 4:55着)
  火山から水源まで、阿蘇の魅力をたっぷり楽しんで、本日
 のお宿:ペンションまいんどに向かいます。国道325号線を
 西へ。到着すると、寒さに震えるわたし達を、奥さんが暖かく
 迎えてくれました。火鉢の匂いも懐かしい。
  お部屋で荷物を解いたらプレイルームでほっと一息。たく
 さん並んだ多種多様の本は、オーナーのご趣味かな?
  お食事は吹き抜けのダイニングで。地元の新鮮食材を使っ
 たお料理は、お腹にやさしい和風テイスト。食べ終わる頃を
 見計らって出来立てを出してくれるので、どれもおいしくいた
 だけます。特に、山女の塩焼きは絶品!
  まいんどは、寒さの厳しい南阿蘇にあって、心も体も温まる
 アットホームな宿でした。
  ドイツ風の佇まいがかわいらしいペンションまいんど。
 
< 1日目おさらい >
 
 今回のドライブルートはこちら。→
   
※かねしお手製簡略Map。お出かけの際は
     ちゃんとした地図でご確認下さい。
 
 ・中岳は活火山です。天候や火山ガスによっては
  立ち入りが規制されることもありますのでご注意を。
 
 ・仙酔峡から中岳山頂までは遊歩道も整備されて
  います。歩いて登れば約2時間。それなりの準備
  が必要です。
 
 ・ロープウェイ山頂駅から火口展望所までは歩いて約
  15分。冬場は風がかなり冷たいので、防寒対策は
  しっかりと。
 
 ・山賊旅路は国道57号線沿いにあります。大きな
  ちょうちんが目印。
 
 ・阿蘇白水温泉瑠璃は県道111号線と国道325号
  線交差点近く。
 
 ・ペンションまいんどは『ペンションのんびり村』内に
  あります。国道325号線と県道299号線、それぞ
  れ入口に標識が出ています。
  ペンションまいんどのHPは
こちら

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