霧島・山と温泉の旅(韓国岳/妙見温泉編)

< Let’s ドライブ!*2日目* >
1.出発 (a.m 8:30 お宿出発)
  1日ゆっくり温泉に浸かったお陰で、体調は万全。予報も晴れだし、気持ちの良い山歩きができそうです。
 朝風呂と朝食をしっかりいただいて、am8:30、韓国岳に向かって出発!
  登山ルートはいくつかあるのですが、今回は最もポピュラーなえびの高原からの直登りコースを選択。国
 道223号線を霧島温泉市場まで戻り、県道1号線でえびの高原へ。 赤松林を気持ちよく走っていると、目
 の前を黒いものが横切りました。何かと思ってよく見ると、それはタヌキ! これは吉か、それとも凶の兆候
 か・・・? いずれにせよこの道路、動物も通るようで、スピードは控えめに。
2.韓国岳登山 (a.m 9:15着〜p.m 2:15出発)
  えびの高原に着いたら、車をえびのレストセンターに止めます。(普通車:¥410) ここは以前鹿児島ドラ
 イブでも立ち寄った思い出の場所。(笑) 道中トイレと水場がないので、ここでしっかり準備を整えます。
  
駐車場から、まずは韓国岳登山口のある硫黄山分岐へ。遊歩道を緩やかに登って行くと、正面に韓国岳
 の雄大な姿が見えました。道脇に咲くキリシマミズキもかわいらしい。やがて硫黄臭漂う賽の河原に出ると
 分岐点を右に、韓国岳登山道へと入ります。
  登山道は直登りらしく、勾配は結構きつめ。しかし低い樹林帯からガレ場、そして火口縁へと、高度を増す
 ごとに変化する風景は印象的です。オオカメノキの純白の花弁、早咲きのミヤマキリシマ、ザラリとした赤い
 山肌。息を切らしながらも、霧島特有の光景に1つ1つ驚いたり、感動したり・・・
  そうして登ること約1時間半、ついに標高1700mの頂に到着しました。憧れの山だけに感慨もひとしお。
 韓国岳山頂といえば展望の良さで知られていますが、この日はガスに覆われ辺りは真っ白。眼下に連なる
 霧島の山々、見たかったな。。。
   展望が望めない上、折からの強風で体も冷えてきたので早々に山頂を退散します。帰りは大浪池を通っ
 て。笹原の中木道を下り、深い樹林帯の下を進みます。野鳥のさえずりが耳に心地よい。韓国岳避難小屋
 まで下ると、石畳の道を西へ。少し登ると大きな大浪池が現れました。山間に横たわる青い湖面が神秘的。
 池の見える場所に小さなスペースを見つけたのでここで昼食休憩にしました。霧島の大自然の中で頬張る
 おにぎりは最高♪ 本当は池を1周したかったのですが、時間の都合で断念。来た道をえびの高原分岐点
 まで引き返し、案内標識に従って元の駐車場へ戻りました。

         <遊歩道から見た韓国岳>
     硫黄山分岐への遊歩道。正面に見えるのが韓国岳
     です。こうして見ると、神々しさすら感じます。
 
              <大浪池>
     深く青い水を湛えた大浪池。3月にはマンサクが
     池の周りを黄色に彩るとか。
 

 
※山歩きの詳しい記録は『おきらく韓国岳に登る』をご覧ください。
 

3.白鳥温泉下湯 (p.m 2:25着〜p.m 3:10出発)
  山歩きを楽しんだ後はお決まりの温泉。県道30号線を
 えびのIC方面に下り、白鳥温泉下湯へ行きました。
  ロッジ風のお店で料金を払い、奥の温泉棟へ。浴室に入
 ると大きな湯船が1つ、隅に蒸し風呂と水風呂があります。
 大きなガラス窓の向こうには、庭園風の露天風呂も。
  泉質は単純温泉。少し白みがかったお湯はクセがなく、
 気持ちいいです。ゆったり浸かって体をほぐしました。
 
  
【お風呂データ】
    
・入浴料:大人¥300
    ・風呂施設:内湯、露天男女各1。蒸し風呂有。
    ・その他施設:売店、食事処、宿泊施設。駐車場に足湯有。
4.帰路 (p.m 5:30 久留米IC着) 
  さっぱり汗を流したところで帰路に着きます。えびのICから九州道へ。(pm3:25) 車の流れは順調で
 pm5:30、無事久留米ICに着きました。
 
< 2日目おさらい >
 
 今回のドライブルートはこちら。→
   ※位置関係を表わしただけの略図なので、お出かけの際はちゃんと
     した地図でご確認ください。

 
 ・ えびのレストセンターに隣接してえびのエコミュージアム
  (霧島山系の自然を紹介する自然博物館)があります。
  エコミュージアムのHPは
こちら
 

 ・ 韓国岳登山口に近い硫黄山登山口にも駐車スペースが
  ありますが、収容台数は少ないです。

 

 ・ 韓国岳〜大浪池はきれいな木道が整備されていますが、
  昨年の豪雨の影響か、一部破損、あるいは流失してる
  箇所があります。通行時はご注意を。
 
 ・ 上湯と下湯。2つの白鳥温泉は、それぞれ単純酸性泉、
  単純泉と泉質が違います。上湯の方が人気なのか、この
  日駐車場はいっぱいでした。
  白鳥温泉HPは
こちら

*1日目へ*

     
                     *かねしの独り言*
  緑豊かな森に可憐な高原植物、神秘的な大池に荒涼とした賽の河原・・・ 韓国岳ってホント、
 自然景観に富んだ山だよね。さすが九州を代表する名山だ。登山道も木道、土道、ガレ場に
 岩場とバラエティ豊富。今回4時間半歩いてるんだけど、楽しくて距離感全然感じなかったよ。
  それと妙見温泉! いいお湯だったなぁ。湯路を使ってあちこち湯巡りしようと思ってたのに、
 お宿のお風呂だけでいっぱいいっぱいになっちゃった。
  他の温泉にも入ってみたいし、高千穂峰や中岳にも登ってみたいし、霧島にはこれから何度
 も足を運ぶことになりそうだわ♪
                     「次はどこの温泉宿にしようかな?」今からその日が楽しみなかねしでした。
 
                                                                 Photo:とみし(一部かねし)
                                                                 文   :かねし

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