< Let’s ドライブ!*2日目* > |
1.早朝参拝 | |
目覚めて外の様子を伺うと、まずまずのお天気。せっかく 出雲に来ているのだから早朝参拝しようと、近くにある賣布神 社にお参りに行きました。 水戸(みなと)の神であり祓(はら)え戸の神である速秋津比 賣神(ハヤアキツヒメノカミ)を祀る賣布神社は、宍道湖に続く 大橋川の辺にあります。一昨年訪れたとき街中とは思えない ほどの静けさと清らかさに感動しましたが、箒の目が残る朝の 境内は一層清々しく感じられました。 立派な松の木の下に目をやると小さな松の苗がそこここに。 松の実から芽吹いたものなのでしょうか。合わせて祀られるの が樹種の神・五十猛命(イタケルノミコト)だけに生命力を感じ させます。 松の古木が見事な賣布神社境内。 |
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2.出発 (a.m 7:05 お宿出発) | |
日々の感謝と、1日の無事を祈ってお宿へ。コンビニで調達した朝ごはんを食べ、am7:05、出発しました。 この日は社寺を巡りながら中海をぐるりと周り、宍道湖の北側を通って出雲市に入ります。 |
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3.松江城 (a.m 7:10着〜a.m 8:00出発) | |
張り切って出発したものの最初の目的地・神魂神社に行くに はまだ時間が早いように思われ(爆)、松江城に寄っていくこと にしました。 松江城は松江のシンボル的存在で、街中の至る所から見る ことができます。一昨年遠目からその美しい姿を見ててっきり 復元したものだと思っていたのですが、山陰で唯一現存する 本物のお城で、国の重要文化財にも指定されているとか。 入城するとすぐ、真っ白に咲くヒトツバタゴが目に入りました。 この花を前景にどうにかお城が撮れないかとカメラを構えてい ると、「ここ大手門跡からだと鯱がきれいに2つ入りますよ。」地 元のカメラマンと思われる男性と、一緒にいらした女性が声を かけてくれました。教わった通り門まで下がってみると、なるほ ど木々の間から鯱が2つ、きれいにファインダーに収まります。 |
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さらに、「大手門の石垣に上るともっときれいに撮れ ますよ。ここから少し周ったところから上れるから、上っ てみるといい。」と教えてくださいました。 ― で、上って撮ったのが左の画像。 <大手門石垣の上から見た天守閣> 確かに! 視点が上がった分、天守閣がきれいに見え ます♪ ブラボー <ヒトツバタゴの花> 別名「なんじゃもんじゃ」。国内では長崎県対馬地方と 岐阜県東濃地方にのみ自生する珍しい植物だそうです。 花期は5月上旬〜中旬。 |
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お二人の元に戻り素敵な写真が撮れたことを感謝すると、「どちらからですか?」と尋ねられました。佐賀から だと答えると「例の1000円ってヤツですね。」とニッコリ。それから松江城の見所や近辺のお薦めスポットを 色々教えてくださり、「お気をつけて、良い旅を。」と見送ってくださいました。お二人との出会いに感謝です。 |
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<天守閣> |
<散策路> |
慶長16年(1611年)、5年に歳月をかけて完成された 松江城。明治維新で多くの城が解体される中、松江城 天守閣は有志の願いで残されたとか。別名千鳥城。 |
緑が多く、きれいな散策路も整備されている松江城。城 内は観光客だけでなく、散歩を楽しむ市民の方の姿も 多く見られます。 |
4.神魂(かもす)神社 (a.m 8:25着〜a.m 8:50出発) | |
国道432号線に出て南へ。2日目の巡拝は神魂神社から スタートです。 神魂神社は出雲国造の祖・天穂日命(アメノホヒノミコト:天 照大神の御子)が創建したといわれる古社。室町時代に建立 された御本殿は日本最古の大社造りで、国宝にも指定されて います。一昨年参拝した折も、その重厚な佇まいと辺りを包む 厳かな空気に深く感動しました。 横参道を進み御本殿前に伸びる石段に差し掛かったとき、 1台の軽トラックが止まりおじいさんが降りてきました。その方 は御本殿正面に向かい静かに手を合わすと、再び車に乗り、 走り去っていきました。おそらくお勤めの行き帰りに毎日拝礼 されているのでしょう。その何気ない所作に生きた信仰を見た 思いがし、心が洗われました。 |
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5.阿太加夜(あだかや)神社 (a.m 9:05着〜a.m 9:15出発) | |
神魂神社から揖夜神社へ。国道9号線を東に走っていると、途中「ホーランエンヤ」で知られる阿太加夜神社 の側を通ることに気付きました。「ホーランエンヤ」とは12年に1度催される松江城山稲荷神社式年神幸祭の こと。日本三大船神事のひとつだそうで、約100隻の船行列が大橋川から意宇川に繰り出す様はそれはもう 豪華だとか。折りしも今年はその開催年。何かお祭に関するものが見られるかもしれない(出掛けに松江城に も行ったことだし)と寄ってみることにしました。 阿太加夜神社は『出雲国風土記』に「阿太加夜社」と記される由緒あるお社で、御祭神は阿太加夜奴志多岐 喜比賣命(アダカヤヌシタキギヒメノミコト)。大那牟遅命(オオナムチノミコト、大国主命の別名)の御子神です。 参拝後境内を散策したところ、早速船を見つけました。白地に赤と青のラインが入った至ってシンプルな船です が、これに装飾を施すと山車のような豪華な船になるのでしょうね。 さらに何かないかと探してみると、大樹の幹に巻きつけられた不思議なオブジェを発見しました。何やら藁を 編んだもののようですが、蛇のような、亀のような・・・? 後に調べたところ、これは「龍蛇(龍神)」といって出雲 地方でよく見られるものだとか。さすが神話の郷、奥深いなぁ。。。 |
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<阿太加夜神社> |
<龍蛇さま> |
神門の奥に見えるのが御社殿。まだ出来て新しいのか 木の香がしました。左手奥にホーランエンヤに縁のある 稲荷社が祀られています。 |
大樹の幹に祀られる龍蛇さま。地域によっては「龍神」 さまとも呼ばれるらしい。荒神(竜神)祭のとき新しく編み 直されるそうです。 |
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<ホーランエンヤのポスター> |
<陸船> |
神社入口に張られていたポスター。松江の街中でもよく 目にしました。360年の歴史を誇る豪華絢爛水上絵巻、 いつか見てみたいです♪ |
「ホーランエンヤ」の中日祭で使われる「陸船」。当日は こんな風になる模様。う〜ん、華やかです。 |
6.揖夜(いや)神社 (a.m 9:25着〜a.m 9:40出発) | |
「ホーランエンヤ」がちょっぴり垣間見られたところで(笑)、 揖夜神社へ。揖夜神社には伊弉冉命(イザナミノミコト)を始め 六柱の神様が祀られていますが、あの世とこの世の堺といわ れる黄泉比良坂が近いことを考えると黄泉国の神となった伊 弉冉命を慰めるためにあるお社なのではないか・・・ そんな 風に思え、黄泉比良坂を訪れる前にぜひ参拝しておきたいと 思ったのです。 揖夜神社もまた『出雲国風土記』に「伊布夜社」の名で記さ れる格式高い神社なのですが、不思議な程人気がない。(汗) きれいに掃き清められた境内は静寂に包まれ、鬱蒼とした松 林の中に鎮座する御社殿からは何とも言えない雰囲気が漂っ ています。またひとつ、出雲の奥深さに触れた気がしました。 揖夜神社の拝殿。本殿は石段の上、拝殿より高いところにあります。 |
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御本殿(奥)と境内社・韓国伊太氏神社(手前)。出雲大社と 同じ大社造りですが御神座が反対(左から右を向いている)とか。 神社入ってすぐのところにある狛犬。 木漏れ日が美しい。 |
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7.黄泉比良坂(よもつひらさか) (a.m 9:45着〜a.m 9:55出発) | |
揖夜神社の参拝も済み、いよいよ黄泉比良坂へ。黄泉比良 坂は『古事記』にも登場する日本神話の舞台なのですが― 「火の神を生んだことで亡くなった伊邪那美命(イザナミ ノミコト)を求め、黄泉の国へ行った伊邪那岐命(イザナキ ノミコト)。しかし変わり果てた妻の姿に恐れをなし、逃げ出 してしまう。怒った伊邪那美命は捕まえようと手下を放つが 伊邪那岐命はこれらを次々にかわし、最後は伊邪那美命 自ら伊邪那岐命を追いかける。地上に出た伊邪那岐命は 黄泉の国との堺=黄泉比良坂を岩(千引の岩)で塞ぎ、伊 邪那美命との決別を宣言した。」(『古事記』より) あの世との堺ですからね、怖い話が出る出る・・・(汗) 『古事 記』ファンのかねしとしては史跡として1度見てみたいと思って ここまで来たわけですが、内心はドキドキ。 |
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きれいに舗装された駐車場にプランターの花まであり、思いの他明るい黄泉比良坂ですが、その先に進むと なるとやっぱり気が引ける・・・ なんて二の足を踏んでいたら、「佐賀からいらしたんですか。それはようこそ。」 偶然居合わせた地元の方が案内してくださいました。ありがたや・・・ その方のお話によると黄泉比良坂を訪れる人は結構多いそうで、そのために付近の道路や駐車場を整備 されたとか。「でもそのせいで周りが明るくなって、雰囲気もちょっとなくなったみたい。」と笑っておられました が、それでも夕暮れ時や曇天の時は怖いんじゃないかな〜と思いました。 2本の石柱に張られた注連縄をくぐると右手に『神蹟黄泉平良坂伊賦夜坂傳説地』の石碑、その先に「千引 の岩」を思わせる2つの大きな岩があって(これは30年程前に置いたものらしい)、側には桃の木が植わって いました。「お話では伊邪那岐命は伊邪那美命が放った手下の鬼達に桃を投げつけ、その鬼が桃を食べて いる隙に逃げおおせたとあります。これは山桃なんですよ。」とのこと。そういえば入口にはタケノコが生えて いたっけ。となると、あと無いのは山ブドウだけだな。(笑) 実際地元では伝説を裏付けるようなものがないかと、裏手の山中を探索されたことがあったそうです。大学 の先生が生徒さんを連れて踏み入ったことも。結局それらしい洞窟の類は見つからなかったそうですが、それ でも伝説があるからには何かあるのだろうなと、岩の背後で暗い陰を落とす深い木立を見ながら思いました。 それにしても、こうして地元の方から直接お話を伺えるなんて本当にありがたいこと。ガイドブックでは知り 得ないお話をたくさん聞くことができました。貴重なお時間を割いて案内してくださったことに深く感謝し、次の 目的地へと向かいました。 |
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<神蹟黄泉平良坂伊賦夜坂傳説地の石碑> |
<千引の岩?> |
黄泉平良坂伝説の地であることを示す石碑。はじめは この石碑だけだったらしい。 |
伝説の地ということでイメージに近い石を置いてみたとの ことですが、人の顔に見えるというのだから怖い。(汗) |
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*揖屋神社&黄泉比良坂Map* |
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8.清水寺 (a.m 10:15着〜a.m 11:15出発) | |
国道9号線をさらに東へ、次に訪ねたのは『黒田千年堂』の おばあちゃんとの出会いが印象深い清水寺です。例年より開 花が早かったのかツツジは盛りを過ぎていましたが、艶やか なシャクヤクとモミジの新緑が目を楽しませてくれました。 この日は特別にご本尊の御開帳があるとのことで、わたし達 も直接拝ませていただくことに。拝観料(500円)を払い本堂 奥に進むと、美しい十一面観音立像が祀られていました。こち らのご本尊、十一面観音さまにしては珍しく腕が4本あります。 上下それぞれ太さが違うのも特徴で、文化財としても大変貴 重なものだそうです。直接お目に出来るとはなんたる幸せ。 心行くまでお参りした後、お土産の清水羊羹を求め『黒田千 年堂』に。おばあちゃんは昨年同様、柔らかな笑顔で試食を 勧めてくれました。お元気そうで本当によかったです |
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「還誕祭(柳潅頂)」の柳。「還誕祭」とは再生再開の霊力を秘めると 伝えられる柳と、寺名の由来となっている霊水をもって「家運長久」 「家内安全」を祈るお祭のこと。ご本尊を拝観した際その短冊をいた だいたので、願いを込めて結んでみました♪ 心癒されるモミジの参道。 |
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9.境港・大漁市場なかうら (p.m 12:00着〜p.m 12:45出発) | |
米子辺りで昼食にしようと思っていたのですが飲食店が見 当たらず、気が付くと境港まで来てしまいました。「ここまで来 たなら、おいしい海の幸が食べたいよね。」というわけで、看板 に導かれるまま「大漁市場なかうら」に。 お食事処でいただける「かにトロ丼」が人気らしいのですが、 GW中とあって大変な混み様。仕方なく屋外テントで販売して いるラーメンといなり寿司で済ませたのですが、これが結構 イケル♪ 特にいなり寿司はカニの身がいっぱい詰まっていて 美味でした。 食事の後は店内でお土産を物色。日本有数のお魚処だけ に鮮魚、加工品共にバラエティー豊富。中でも目を引くのは やはりズワイガニ。真っ赤に茹で上がっておいしそうですー。 お店の前では日本一大きな鬼太郎像がお出迎え(笑) |
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*「なかうら」の商品ラインナップ* |
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10.美保神社 (p.m 1:05着〜p.m 2:00出発) | |
腹ごしらえも無事済ませ、ゑびす様の総本社・美保神社に。 堺水道大橋を渡り、県道2号線を東へ走ります。 一昨年訪れたとき、壁板も天井もない広く開放的な拝殿が 印象的だった美保神社。この日も拍手が辺りに気持ちよく響 き、背筋が伸びる思いがしました。 大社造りの社殿が2つ並ぶ美保造(比翼大社造)の御社殿 さて、美保神社を再訪したらぜひ試してみたいものがありま して。それは焼きイカ♪(1枚400円) 神社の前に漂う香ばしい 匂いがどうにも気になっていたんですー。しょう油ダレがたっ ぷり付いた熱々のイカは、思った通り肉厚でウンま〜ぃ ただ丸焼きなので歯が悪いと噛みにくいかも・・・です。(笑) かねし:「ハサミかナイフがあればなぁ。むぐー。。。」←歯が悪い人 とみし :「かねし、横に裂くと食いやすいゾ。もぎゅもぎゅ。」←同じく |
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<廻廊にある太鼓と額絵> |
<港> |
ゑびす様は鳴り物がお好きだそうで、この太鼓も拝殿で 鳴らしたらさぞかし響くだろうなと思いました。額絵は海 運の神様だけに海を描いたものが多いです。 |
美保神社のすぐ前には美保湾が広がり、境内にも潮の 香が漂います。港には小さなイカ焼きのお店がそこここ に。参拝者の嗅覚を刺激しますー。(笑) |
11.華蔵寺 (p.m 2:40着〜p.m 3:20出発) | |
来た道を戻り、国道431号線を西へ。枕木山山頂にある華 蔵寺を訪ねます。こちらも昨年に続き再訪となりますが、色艶 やかなシャクナゲと、眼下に見渡す中海の眺望は何度見ても 心癒されます。 新緑とシャクナゲに彩られた薬師堂。 薬師堂にお参りしてから本堂へ。お釈迦さまの誕生を祝う花 祭りは毎年この時期に催されているようで、この日も準備でお 忙しい最中和尚さんが甘茶を振舞ってくださいました。山中の 長い参道を歩いてきただけに身にしみておいしい。再びお参り に来られたこと、和尚さんに再会できたことを感謝し、華蔵寺 を後にしました。 |
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12.佐太神社再び (p.m 4:00着〜p.m 4:20出発) | |
予定では華蔵寺で2日目の巡拝を終了し、出雲市平田町のお宿に入ることになっていましたが、どうしても 佐太神社の御朱印をいただきたくて(前日は直会祭の為受付がなかった)もう1度訪ねることにしました。 この日の佐太神社は前日とはうって変わり人気がなく、ひっそりとしています。正中殿から北殿、南殿、摂末 社と順にお参りし、社務所へ行きました。御朱印をいただいていると、隣で熱心にお守りを選んでいる女性が。 どうやら連れの方の赤ちゃんに贈りたいご様子。「学業御守じゃまだ早いし、交通安全もなんか違うような・・・」 神職さんも一緒になって選んでいる様子は、見ていて微笑ましかったです。 御朱印をいただいて帰ろうとすると一昨年と同じように境内に太鼓の音が響きました。その音を聞きながら、 つくづく佐太神社は良いところだなぁと思いました。 |
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<佐太神社全景> |
<末廣おみくじ> |
御社殿は三殿並列の大社造り。中央が主祭神・佐太大 神を祀る正中殿、向かって右が天照大神、瓊々杵尊を 祀る北殿、左が素盞鳴尊を祀る南殿です。 |
正中殿の御神紋「扇の地紙」にちなんだものでしょうか? 扇型のおみくじがありました。末広がりなうえ大吉なんて 出たら、めでたいことこの上ない?! |
13.お宿:持田屋旅館 (p.m 5:00着) | |
改めて巡拝を終えたところでお宿へ。この日のお宿は『持田 屋旅館』さん。これまで平田町は松江〜出雲間の移動で通過 するだけでしたが、今回こちらにお世話になったお陰で、江戸 時代の面影を今に残す素敵な街だと知りました。 『持田屋旅館』の魅力は、古き良き昭和を彷彿とさせる佇ま いや、宿泊客だけの特典等色々ありますが、なんと言っても 1番は女将さんのお人柄♪ とても明るく気さくな方で、近辺の 観光スポットやお薦め情報等たくさん教えてくれました。 建物自体はかなり古いものですが、お部屋は掃除が行き届 いていて、板張りの廊下も、タイル地のトイレ&洗面台もピッカ ピカ。館内の至るところに女将さんの「もてなしの心」が表れて いるようで、とても居心地の良いお宿でした。 思わず「ただいま」と言いたくなるような『持田屋旅館』の外観。 |
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タイル張りの洗面台。懐かしさと同時に真っ白な目地に感嘆。 ここまで磨き上げるのは大変だと思う。 昭和の香り漂う応接間。 あんまり素敵だったので記念写真を撮らせてもらいました。 |
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< 2日目おさらい > |
今回のドライブルートはこちら。↓ ※かねしお手製の簡略Mapです。お出かけの際はちゃんとした地図でご確認下さい。 |
・ 賣布神社、清水寺、美保神社、華蔵寺、佐太神社の詳しいアクセス方法は出雲國神仏霊場HPで。 ・ 松江のシンボル松江城。HPにはイベントの案内もあるので要チェック♪ ・ 神魂神社へは国道432号線に案内標識が出ています。 ・ 阿太加夜神社は国道9号線、ビジネスホテル「ルート9」近くにある大鳥居から真っ直ぐ進むとあります。 ・ 揖夜神社と黄泉比良坂は入り口がちょっとわかりにくいです。黄泉比良坂の項にある拡大Mapを参照ください。 ・ お魚てんこ盛りの「大漁市場なかうら」。HPはこちら。 ・ お江戸情緒が残る平田町の素敵なお宿『持田屋旅館』は雲州平田駅(一畑電鉄)の近く。宿泊客は『割烹温泉ゆらり』に 割安で入浴できる等の特典も。昭和元年生まれの旅館ゆえに利用する際の注意点もありますので、事前にHPで確認する ことをお薦めします。 |